赤井です!
現在真怪魚はオリジナル舞台劇「銀河鉄道に乗ったサギ」(以下銀サギ)の公演に向けた稽古をしています!
僕が初めて役者として舞台に立った演劇作品です。
それを「加筆修正してグレードアップした公演をする」と、座長より発表されて目下稽古の真っ只中なんですが、初めて舞台に立った時の銀サギではどんなふうに考えていたのかなぁとふと考えたりします。
というのも、過去にやった舞台劇ということもありどうしても前と同じになってはいけないと考えてしまうからです。
銀サギは過去に3回公演していますが、有り難いことに多くのご来場のお客様に「面白かった!」とお褒めの言葉をいただきまた。
手前味噌ではありますが、3回とも観に来てくれた両親や親戚、親しい友人たちは、公演するたびに「さらに面白くなったね」「演技が上手くなったね!」と大好評でした。
そしてあれから月日が流れ…
このブログを古くから読んでくださっているファンの方も銀サギをやる!という告知を見て「お!銀サギをやるのか!?」と楽しみに感じてくださっていれば幸いです。
だからこそ、初めて観に来ていただける方は勿論、また観に来ていただけるのだとしたら更に楽しんでもらうことを考えると、前回と同じ様にやれば良いという訳にはいかないのです。
では、どうすれば良いのでしょうか?
台本や配役の変更、舞台セットの改良など様々な変更点はあります。しかし、それがすべてではありません。
やはり向き合わなければならないのは過去の自分の演技です。
初めて銀サギで演じた自分は一つ一つのセリフにどういう感情を込めていたか?それが観る人にどう映ったか?そこを理解しないと新しい銀サギにならないと思うのです。
今回の新しい銀サギの台本をいただいたとき、漠然とした「前より良くしたい!」という思いと「前にやったのだからできるだろう」という慢心が合わさっていました。
しかし稽古が進むに連れて、その慢心の為に上手くいかない部分が出てきてしまいます。
どうしてもセリフの端々に過去にやった通りにやろう、とか、こうすれば良いだろう、といった小手先の技術による、その場しのぎのような演技が出てきてしまいます。
座長にそれを指摘され、改めて初心に帰る必要があると身に沁みて感じました。
前回の記事で林さんが書いていましたが、セリフが自分の魂になるということ、答えは全て台本の中にあるということなど、林さんなりに向き合う課題は僕にも言えることです。
自分なりに課題に取り組むにあたって考えたのは、セリフを覚えるのも、台本を読み込むのも勿論ですが、やはり「来ていただいたお客さんにどうやって舞台を楽しんでもらえるか」だと思うのです。
毎回足を運んでくれた方々には、快く「絶対観に行くよ!」と言っていただけてはいますが、もしかしたら別の予定を考えていたかもしれない、ゆっくり休んでいたかったかもしれない…など本当はあったかもしれません。
それにもかかわらず、自分の時間を使って更にお金を払ってでも観に来てただけるなんてこんなに有り難いことはありません。
ならばそのお客さんに対して真摯に向き合う必要があると思うのです。
それに対しての僕なりの結論が「来ていただいたお客さんにどうやって楽しんでもらえるか」なのです。
フワフワとした考えのようにも思えますが、その課題に対して全力で取り組めば自ずと自分の演技も見えてくる、そんな気がするのです。
舞台を観終わって会場を出ていくお客さんの顔が晴れやかな笑顔であってほしい……
その未来に向けて今後の稽古に取り組んでいきたいと思います。
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