皆様はじめまして、そして達真空手のブログで既にご存知の方もこちらでははじめまして!
昨年の2018年3月より劇団真怪魚及び達真空手に入門させて頂く事になりました、


竜宮(たつのみや) いかと申します!


今回から劇団真怪魚のブログの方も記事を書かせて頂く事になりました。
こちらでも私の感じたいろいろをたくさん発信していければと思います…!
以後よろしくお願い致します!


それではまず、長くなりますが今回は劇団真怪魚の体験入学をさせて頂いた時のお話をしていこうと思います。


体験入学をしたのは昨年の2018年3月9日(金)でした。
基本的に稽古は月曜日が空手、金曜日が演劇というように主体を分けて行うようになっています。
そのためこの日は演技の活動が主体となっていました。


早速私は稽古場に向かい体験という形で劇団の稽古に参加しました。


まず、いきなり演技の稽古から入るのではなく準備運動から始まります。
そしてこの準備運動がここならではの運動方法でした。


どういうものかと言いますと、それは『だるま準備体操』といって頭の先から足先、手の指先まで全てをほぐしていく準備運動でした。


足先から始まり順番に身体の一つ一つの部位から頭の方へ向かうようにじっくりほぐしていくので、これを終えただけでも体の中がすっきりとして、リセットされたような感覚になります。


この体操だけで体に変化が起きた事に気づいた私はだるま準備体操の効果の即効性にとても驚きました。


また座長や副座長、そして先輩方がこの時とても丁寧に指導してくださったので、私も楽しく運動することが出来ました。


準備体操を終えると、その後は一緒にパントマイムや原稿の読み合わせを体験させて頂きました。


まずはじめに皆さんと発声練習を行いました。


私は養成所を卒業してから発声練習は全くできていませんでした。


そのためこの時思っていたよりも声がうまく出せていなかったことに内心驚きと共にショックを受けました。
(劇団に入る前は声優の養成所に通っていました)


更には発声練習をしばらく怠っていたためもともとそこまで出来ていなかった声の大きさ(発声)のみならず、滑舌、標準語のイントネーション等も元に戻っていました。


どのようになっていたのかと言いますと、言葉を話す時のイントネーションが東北訛り(私の訛りは所謂ズーズー弁と呼ばれるような訛り)混じりだったり、滑舌も悪く相手が聞き取りづらい発音で、声も喉から出すような声で遠くまでは届かない小さな声で話していました。


今思えば反省の連続です…。
続けなければ始める前のまっさらな状態に戻ってしまうのは当然でした。


ですので日々の積み重ねを少しずつ継続していく事は本当に大事ですね…。


そしてそれが終わると、今度は演劇の世界では誰もが必ず通る基礎中の基礎『外郎売り』というこれまでのものとは違う発声・滑舌練習法を行いました。


こちらも以前養成所にいた頃に経験はしていたのですがその後続けて練習はしていなかったため、言葉一つ一つの発声・滑舌、話すスピード等が相手に伝わりにくいものとなっておりました。


更にこれに至っては学校、劇団や事務所によって使われている言葉やイントネーションに違いがあり、私が習ってきたこれまでのものと劇団真怪魚内のものでは違う部分が所々あってとても混乱しました。


そして混乱しつつもようやく発声・滑舌を終えると次にパントマイムの稽古に入りました。


パントマイムは過去に遊びで軽くやったくらいできちんとやったことはありませんでした。


ちなみに今回やることとなった動きはどういうものかと言いますと"バケツに水を汲み、ぞうきんを濡らして絞ったら椅子をふく"といった動きでした。


この一連の動きが中々に複雑で、バケツとぞうきんはどこから持ってくるのか、どうやってバケツに水を入れるのか、イスはどこにどんな形のものがあるのか等、表現するに当たってさまざまなイメージと動きを求められました。


ですが私はイメージがあまり固まっていない状態ではじめてしまい、相手に何をしているのかすらきちんと伝える事が出来ませんでした。


私はこの時パントマイムが想像以上に難しいという事を知りました…。


それから最後に映画のワンシーンから引用した原稿(1枚分)の読み合わせをしたのですが、こちらもかなり難儀しました。


原稿にはセリフだけではなく"ト書き"と呼ばれるその場面の演出等を説明する文も書かれており、この時の読み合わせではト書きも読み上げることとなっていました。


実を言いますと私は出身が福島なのですが、福島の訛りはイントネーションにそれほど抑揚がなく、一定の音で言葉を話します。


そして私は長い間その話し方で生活してきたため、体にその話し方が染み付いていました。


自分ではどんなに標準語で話しているようでも他の人からしてみれば東北訛りで話しているように聞こえるのです。


特にナレーションの読み上げ等は標準語で相手にきちんと文章を伝える事が重要になってくるので、私はこの文章を読み上げるというものがとても苦手でした。


今回の体験入学でもセリフよりト書きの読み上げの方が私はとても苦労しました。


それでもなんとか最後までやりきり、セリフも出来うる限りの力を出して演じました。


そうしてこの日の体験入学はあっという間に終わりの時間を迎えていきました。


結果として難しいと思うことは多々ありましたが、だるま準備体操も演技もやってみたらやっぱりすごく楽しくて、色のなかった世界に彩りが戻ったようなそんなひと時を過ごせたように感じました。


そして体験入学を終えた後もっともっとここで沢山の事を学びたいと決心し、座長に入門の意思を伝え、さまざまな事を経て晴れて劇団真怪魚の研究生となったのです!


今回のお話はここまでとなります。
長くなりましたが最後まで読んで下さりありがとうございました!


それではまた次の記事でお会いしましょう。


竜宮(たつのみや) いかでした!


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過去の公演
『新・銀河鉃道に乗ったサギ』
〜劇団真怪魚 第11回チャリティー公演〜
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☆終了 満員御礼☆

 

[キャスト]

 

河辺林太郎    赤井ちあき    竜ノ宮いか
星 ワタル    ねこまたぐりん    真崎明
 
[スタッフ]
演出:真崎 明   演出補:火星ねこ   
音楽:那音弥   イラスト:髙野莉佳
美術:怪援隊
 
 
主催】劇団 真怪魚  
【共催】だるま堂療術院
【後援】(株)日邦    日本マウント(株)
 
 
【公演日程 場所】
 
5月日(日)
15時半開場 16時開演
 
5月6日(祝)
13時開場    13時半開演
 
調布市つつじヶ丘児童館ホール
(京王線つつじヶ丘駅4分)
 
 
 
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『劇団真怪魚〜2019年度研究生募集』

 

《入会は随時募集しています》
ー 稽古日 ー
毎週月曜日夜7時〜9時半 
        金曜日夜6時半〜8時
【金曜は、だるま体操&達真空手の基礎稽古になります】
入会金10000円 月10000円 
(高校以上学生 入会金7000円 月謝7000円) 
空手道着代10000円~ スポーツ保険代1年分2000円

稽古場  だるま堂療術院

 

 

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