皆さまこんにちは、竜宮 いかです!


最近、夢を見たとき目が覚めたら忘れない内に思い出せるものを箇条書きにしたり、時には細かく詳細を覚えていればそれをメモしたり、言葉で伝えにくいときは絵を描いたりして内容を記録すると言うことを実践しています。


夢日記と言われているのも聞いたことがあります。


夢を記録することは以前にも何度か行ったことはあったのですが、そこに特別な意味はなく単純に内容が壮大だったから、なんか良い夢だったからといった何となくの意味合いで行動していました。


そもそもなぜ私が夢を記録するようになったのかと言いますと、夢を見終わった後の自分が"実際に夢で起きた出来事を体験したかのような感覚を感じている"ということがきっかけでした。


現実でも実現できそうな事も、現実では実現できそうにない事でも、自分がまだ経験したことのない事も、夢の中でなら実現できます。


そしてそれは例え夢の中で起きたことであっても、実際に自分の身に起きたような疑似体験をしているわけなので、その時のリアルな感情や反応を体験できるのです。


それを体験出来ているということは実はとても貴重なことなのではないか、と私は思いました。


同時に、この経験って演技のなかで何かしらに活かせるのではないか……?とも思い付きました。


ランダム制で忘れてしまうこともあるというデメリットはありますが、無料でしかも寝てしまえばどんなときでもたくさんの事象を経験できるという素晴らしい行為だと私は感じました。


ですが、その体験した感情や反応をしばらくしたら忘れてしまうのはとてももったいなく思い、私はまた夢を記録すると言うことを試してみようと思いました。


そして実際に記録していくといろんな気づきや発見がありました。


基本的に記録しているときは寝ぼけ半分で手を動かしているので書いた内容は細かく覚えておりません。


ですので、後ほど確認した時にあまりの突飛さや、急展開、あり得ないような組み合わせの登場人物、実際の場所ではそこにあるはずないの空間の融合など、見てみるとふっと笑ってしまう内容だったりします。


そしてその記録を見ていて感じたのは、記録に書かれている夢で起きた出来事を読むたびにそれを"実際に体験した"ような感覚、感想を思い浮かべていたり、思い返していたということでした。


例えば、乗用車に沢山の風船が繋がれていてそれに乗って空を飛んでいたら、遠くから暗雲と雷鳴を轟かせながらだんだんと黒い翼のユニコーンのような生き物が近づいてきました。


私はとても優雅な気分で好きな音楽を流しながら空を飛んでいたので、その光景が視界に入ったとたん急にさぁっと青ざめてハンドルを思い切り回し軌道を変えて逃げるように車を移動させていました。


ですが、その生き物の方が動きがはやく、あっという間に追い付かれてしまいさらには追い抜かされ目の前に立ちはだかられた時、私の頭のなかは真っ白でした。


記録によるとどうやら夢の中の設定ではこの生き物はこの世界のなかでは破滅を呼ぶような存在であったらしく、出会ってしまったら最後、自分だけではなくそこにある空間全てを破壊させてしまうというようなとても危険な存在であると書かれていました。


そしてその生き物が近くまで来たとき一旦立ち止まり後ろ足で地面を何度か蹴り、大きく嘶いた後上の風船を狙うようにして勢いよく駆け出しました。


私の頭上で風船をひと突きしたのかバァン!と大きな風船の割れる音が響いてその音を最後に私は目が覚めました。


起きたとき一瞬何が起きたのか自分でも分かってないような混乱した状態でしたが、少しして夢だと気づき一息ついて忘れてしまわないうちに一気に記録を取りなんとか落ち着くことができました。


この内容を読んで
「そういえばこんな内容の夢だったな、あのときは本当にハラハラして死ぬかと思った……心臓ばくばくで絶望しか感じなかったな……」
という感想が頭のなかに浮かんでいました。


現実で起きた出来事ではないのですが、それほどの臨場感を私はこの時たしかに実際に夢の中で体験していたのです。


その他にも母方の祖母の家で友達とかくれんぼをしていたら鬼だった子がいつの間にか居なくなり代わりに見知らぬものすごい形相のおばあちゃんに探されたあげく追いかけられる夢を2回見ていたり(こちらは内容が少し変化していて2回目の方が怖かった)、


昔通っていた小学校で自分で作成した魔導書を使って魔物や召喚獣を駆使して王者を決めるバトルもののような夢などいくつか体験しました。


そのどれもが現実ではほとんど実現は出来そうにないですが、それでも感じた気持ち、感覚はたしかに本当に起きたことのように感じていました。


また、こうした夢を記録する、記録したものを見返してその時の感情を思い起こすという行動はとても大事なことだと思いました。


記録しておけばそれが自分の知識になりますし、メモが大事という認識も強くなれたからです。


また、記録をよんで感情を思い起こすという行動はこれだけに限らず、演技でも重要になってくると改めて思いました。


以前座長が仰っておりましたが、いかに自分の記憶の中の経験からより良い経験の記憶の引き出しを見つけ瞬時に演技に表現させられるかが重要になってくるので、こうした行動はそういった瞬発力と表現力を鍛えるにはひとつの行動としてとても良いのではないかと思いました。


ですので、これからも出来る限り忘れないうちに見た夢を記録し、その後に見返して感情を思い起こすということを続けていけるよう頑張りたいと思います。



今回はここまでとなります。
最後まで読んで下さりありがとうございました!


それではまた次の記事でお会いしましょう。


竜宮 いかでした!


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-劇団制作-

Short Drama『告白』

 
【解説】
創設13年目を迎えた劇団 真怪魚は、公演活動以外にも映画制作を目標に掲げています。本編はその準備に向けて、試験的に撮影、編集された作品です。
 
 
劇団 真怪魚座長の真崎 明(総監督)が、稽古用として執筆したエチュードを、映像用にシナリオ化して、副座長のねこまたぐりんが演出、撮影編集は河辺林太郎が担当しました。
 
 
出演は赤井ちあき、竜宮いか です。
 
 
本編『告白』は連続ショートドラマになっています。予想を超える展開で綴られてゆくドラマに、きっと あなたも魅了されるに違いありません。
 
 
※撮影は、コロナウィルスによる緊急事態宣言より前の2020年3月25日までに終了しております。(尚、続編の撮影はコロナウィルスの影響により、6月以降を予定しております)
 
 
上映時間 5分50秒
 

 
 
 
 
〜【特番】〜
劇団真怪魚の座長 真崎明がJ:COMテレビ番組『調布人図鑑』(様々な分野で活躍する調布人の紹介)で石原プロモーション 金児憲史さんと対談しました。どうぞご覧ください。
 

 
 
〜劇団真怪魚 広報部〜
 

 

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『劇団真怪魚〜2020年度研究生募集』

 

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(高校以上学生 入会金7000円 月謝7000円) 
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