赤井です。

 

 

いつもお読みいただきありがとうございます。

 

 

赤井はもっぱらテレビよりYouTubeを見て過ごすことが多いです。

 

 

テレビザッピングで垂れ流すより、YouTubeの方が流しても自分の見ている関連性の高い動画を自動的に再生してくれるので見たいものがどんどんと出てくるのでそちらの方が楽しいと感じています。

 

 

しかし、たまになぜか全く関係ない動画もオススメ欄に出てくることもあるのですが、最近ついつい見てしまいました。

 

 

最近見たものでは芸人たちのモノマネ動画だったのですが、めちゃくちゃ面白かったです。

 

 

特に、日常目にする動作のモノマネなんかには思わず「分かる分かるwww」と笑いながらも頷いてしまうものばかりでした。

 

 

1分にも満たない短いネタでも強烈な印象を与えるのはやはりプロだなぁと感じます。

 

 

短い時間でより強い印象を見る人に与えるという内容では、真怪魚のパントマイムの稽古でもかなり重要としています。

 

 

例えば食事をしているパントマイムでも「何を食べているか」を伝えるのに料理で最も特徴的な動作をするだけで相手に伝えることができます。

 

 

納豆定食、ラーメン、ステーキ、カレー、ピザ…など、どれもそれぞれ食べ方が違い、必ず特徴があります。

 

 

食べる時にお箸を使うのか、ナイフとフォークか、それとも手づかみか…など使う道具の有無。

 

 

料理は熱いのか、冷たいのか、甘いのか、辛いのか…など味の違い。

 

 

そのほかにお皿の形など、それぞれの特徴をうまく捉えて表現できれば現実に見えていなくてもあたかもそこにあるように見えるようになります。

 

 

そして、最近感じるようになったのですが、そうした表現はたくさん表現すれば良いのではなく、1点でも最大級の特徴をしっかり捉えて表現した方が見ている人に伝わると思うようになりました。

 

 

どういうことかというと、たくさんの特徴を表現すればするほど色々な表現をしてしまうと、かえって他の表現に見えてしまいかねないということになります。

 

 

高校生の頃、クラスでジェスチャーゲームをやったことがあるのですが、みんな辿々しくともうまく特徴を捉えて表現していたので見ている人に伝わっていたのですが…。

 

 

クラスでモノマネの上手い友達が得意になって披露していました。

 

モノマネそのもののクオリティはとても高く素晴らしかったのですが、あくまでジェスチャーゲームなので相手に伝えていかなければなりません。

 

 

その時彼はガソリンスタンドのジェスチャーだったのですが、給油する動作だけで十分伝わるところ、給油装置や時計を確認するなどジェスチャー要素を足してしまい、その結果相手に伝わらず見当違いなものになってしまうということがありました。

 

 

その時のことを思い出すとリアルなパントマイムをできるのはもちろん良いのですが、その中で最も特徴的な要素を外さないで表現することが大切なのではないのかと思います。

 

 

特徴を足しすぎると見ている人に、あれかもしれない、これかもしれない、と様々なものを想像させてしまい、逆になんだったのかわからなくなってしまうのです。

 

 

特徴をしっかりと捉えられるようにするためには、やはり観察しかないと思います。

 

 

自分の日常生活に目を向けて気付くことをしないと、特徴は見えてこないと思います。

 

 

もちろん自分だけでなく、他人はどうしているかも見る必要があります。

 

 

自分だけ見てしまうと自分だけの癖に気付かないからです。

 

 

自分を観察し、他人も観察し、そうすることで的を得た特徴というものが捉えられるのだと思います。

 

 

昔、知り合いに高校入試で自己PRの特技披露に面接官の「特徴を捉えて抽象的な似顔絵を描く」というのを披露した人がいました。

 

 

その場で最も特徴的な顔のパーツを捉えてサッと描く早業ですが、見ている面接官にも一発で似ていると思わせる凄技でした。

 

 

実際にその人が昔同じようにして描いた芸能人の似顔絵を見せてもらったのですが、非常に線が少ない絵でも目、鼻、口、などどれが特徴的なのか、しっかり捉えて描かれていたので、誰だか分かる絵になっていたので驚きました。

 

 

そうした特徴を捉えるために絵を描くのはもちろんですが、やはり観察する目を最も訓練したのだと今になって分かります。

 

 

絵描きと役者で畑違いですが、どちらも観察力は重要な力です。

 

 

そう考えると自分には得意なもの、苦手なもののパントマイムがハッキリしているので、自分の視野の狭さをとても実感しています。

 

 

観察力と同じように視野も広げなければなりません。

 

 

狭く深い表現以上に、広く浅くでもしっかり伝わる表現の方が今の自分に求められていることなのだと最近の稽古を通して感じました。

 

 

 

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-劇団制作-

Short Drama『告白』

 
【解説】
創設13年目を迎えた劇団 真怪魚は、公演活動以外にも映画制作を目標に掲げています。本編はその準備に向けて、試験的に撮影、編集された作品です。
 
 
劇団 真怪魚座長の真崎 明(総監督)が、稽古用として執筆したエチュードを、映像用にシナリオ化して、副座長のねこまたぐりんが演出、撮影編集は河辺林太郎が担当しました。
 
 
出演は赤井ちあき、竜宮いか です。
 
 
本編『告白』は連続ショートドラマになっています。予想を超える展開で綴られてゆくドラマに、きっと あなたも魅了されるに違いありません。
 
 
※撮影は、コロナウィルスによる緊急事態宣言より前の2020年3月25日までに終了しております。(尚、続編の撮影はコロナウィルスの影響により、6月以降を予定しております)
 
 
上映時間 5分50秒
 

 
 
 
 
〜【特番】〜
劇団真怪魚の座長 真崎明がJ:COMテレビ番組『調布人図鑑』(様々な分野で活躍する調布人の紹介)で石原プロモーション 金児憲史さんと対談しました。どうぞご覧ください。
 

 
 
〜劇団真怪魚 広報部〜
 

 

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『劇団真怪魚〜2020年度研究生募集』

 

《入会は随時募集しています》
ー 稽古日 ー
毎週月曜日夜7時〜9時半 
        金曜日夜6時半〜8時
【金曜は、だるま体操&達真空手の基礎稽古になります】
入会金10000円 月10000円 
(高校以上学生 入会金7000円 月謝7000円) 
空手道着代10000円~ スポーツ保険代1年分2000円

稽古場  だるま堂療術院

 

 

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