暑かった7月が終わり、
引き続き暑い8月となりました。

明日は、立秋。
暦の上とはいえ、「秋」とは、実際に体感している酷暑の盛夏感と
あまりにかけ離れています。

2週間前には国内の最高気温が41.1度に更新され、
(埼玉県熊谷市、7月23日)
国内のあちこちで、7月の観測史上最高気温が塗り替えられた
そうです。

この猛暑酷暑の中、深刻になっているのが熱中症による健康被害。
熱中症の危険は、テレビ、新聞、ネット、いろいろなメディアで
大きく取り扱われているのに、連日、熱中症で搬送される人が
後を絶ちません。

高齢の方や小さいお子さんは、とりわけ注意が必要ですが、
中高生など若い人、働き盛りの人なども、「まだ若いから」
「健康だから」「丈夫だから」「暑さにつよいから」などと
過信せずに、くれぐれも注意してください。

熱中症予防に大切なことは…
環境を涼しくする
休養をとる
栄養を摂る
水分をとる

…外に出るときは、日傘や帽子などで直射日光を遮る。
  屋外に長時間いることを避ける。涼しい素材の衣類を着る。
  室内にいるときは、エアコンや扇風機で適度な室温にする。

…睡眠を十分にとる。暑さや疲れを感じたら、無理せず
  早めに涼しい場所で休息をとる。

…規則正しく栄養バランスのとれた食事をとる。
  就寝時の汗で、朝は脱水症状になっていることがあるので、
  出かける前には、朝食で水分補給と栄養補給。

…暑いと、知らないうちに汗をかいているので、こまめに
  水分補給する。のどが渇く前に飲む! 
  また、汗と一緒に塩分が出て行くので、塩分補給も忘れずに!

飲み物だけでなく、食事からも水分を摂取できるので、
食事は、しっかりとるようにしましょう。

きょうは、夏の元気野菜、ゴーヤを使ったきんぴらを
ご紹介します。

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ゴーヤは、ビタミンCやミネラル豊富なほか、
その苦味成分には、
食欲増進効果や、免疫力アップ、疲労回復等の働きがあります。又、
自律神経系に働きかけ、気分をシャキッとさせる効果もあるそう。
まさにこの猛暑の時季にぴったりの食材です。

塩分補給も意識したしっかりした味付けの常備菜にしました。
味付けの秘訣は、酢とたっぷりのごまが入っていることです。

お酢の働きで、ゴーヤの苦味は緩和され、
深みのある味つけになります。
ごまは、香ばしさがアップして、旨みが引き出されます。
是非作ってみてください。

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◆ゴーヤのきんぴら~ごま風味
【材料】(約4人分)
  ゴーヤ 大1本、  にんじん 1/2本、 生姜 1かけ、 
   ごま油 大さじ1、 塩 一つまみ
  A【酒 大さじ3、 砂糖大さじ2、 濃口醤油 大さじ3、 酢 大さじ2】
   みりん 少々
  削り節 1パック (2.5g)、
   黒すりごま 大さじ3、 黒炒りごま 大さじ1、

【作り方】
  1.ゴーヤは縦半分に切ってわたと種をスプーンで削ぐように取り、
     5mm巾に切る。
  2.にんじんはマッチ棒くらいに切り、生姜は千切りにする。
   3.鍋にごま油と生姜を入れて軽く熱し香りが立つと、1のゴーヤを炒める。
     塩を加えて全体に油がまわると、にんじんも加えて一炒めする。
   4.Aの調味料を入れて一混ぜして煮、削り節も加えて煮からめる。
     汁気が少なくなると、黒すりごまも混ぜる。
   5.みりんを入れて味をととのえ、 黒すりごまを全体に混ぜる。
   6.器に盛り、黒炒りごまをちらす。お好みでごまらあ油をかけてどうぞ。


【今回使用したのはコチラ】
白ごま油275
(白)ごま油 






ごまらあ油60 
ごまらあ油






すり黒
すりごま(黒)







いり黒
炒りごま(黒)






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