あーつーいー。な毎日、皆さまいかがお過ごしですか?
コルシカ島も毎日暑い日が続いていますが、炎天下の中、みんなと出かけ過ぎ & 朝から夜中まで調子に乗りすぎ & 食べ過ぎで、わたくし遂に発熱し(←子供。)寝苦しい熱帯夜に1人寒くて震えると言う、扇風機もクーラーもいらない夜にありがとうでした(笑)すぐに下がったのですが、体調を見直す良い機会になり。
無理はいかん。過信もいかん。今年の夏は暑過ぎる!歳のせいだけでは無いのよって事で。皆さまもどうぞご自愛くださいませ。
さて。今回はビオワイナリーのお話
コルシカ島のワイン=パトリモニオと思われている方も多い様で (実際にはほぼコルシカ全土で作っています)、ワインのお好きな方々からパトリモニオに行きたい!と良くリクエストされますが。
ワイナリーは色々あっても、見学や試飲を受付ていない所も多いので、私のお勧めはビオワイナリーのこちら。現在で6代目の代々続くワイナリーです。
バスティアの空港からも割りとアクセスしやすい所にあります。あ、割りとって言うのは距離的にと言う事で。やっぱり車が要るし、中々の山道なのですが。景色は良いのでドライブには楽しいですよ。
見渡す限りのワイン畑と奥に広がる湖。
パトリモニオ地域の土壌は石灰片岩なのですが、こちらは石灰が無いとの事。
品種はパトリモニオで主になっているニエルッチュ。コルシカ語で黒いと言う意味のニエルから命名されていて、イタリアではサンジョベーゼと呼ばれる品種です。
白はベルメンティヌ。コルシカ全土で1150ヘクタールを占める程のコルシカAOC白ワインの主になる品種で、フローラルな香りが強く、品質の高い白が出来ると地中海では有名です。イタリアのトスカーナ、ピエモンテやサルデーニャ島でも見られる品種です。
今年は病気が流行っていて、中々難しい年だそう。本当に自然相手って難しいですよね、オーガニックだと尚更。
ミュスカはアイスワインの様な甘さで、私のお気に入りのアペリティフですが、こちらの物は甘みが強くて確実に女性受けするお味。発泡でないタイプです。
こちらのワイナリーのワインは約半分がアメリカに出荷されるそうで。アメリカでもワインブームなんですね。
コルシカ内ではオーガニックのお店で取り扱いがありますよ。もちろんワイナリーで直接買う方がお買い得ではありますけれど、そんなにびっくりする程の違いは無いです。
数本の瓶を抱えて外に出ると。
コルシカ島で大自然ワイナリーを巡る旅。
それだけでも忙しい日程になるくらい、島内全土で色々な味を満喫できますよ
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