人気ブログランキング | 話題のタグを見る
ブログトップ

ワイン初心者の日記

c923.exblog.jp

ワインや料理の素人日記

ACブルばかり飲んでいると、ときどきのむグラン・クリュが、素晴らしく感じてしまう。

そこは、グラン・クリュの若のみをしないところにもあるとは思う。

ワインには、飲み頃があり、それがいつなのか?を探すのもまた面白い。

しかし、それには一年に何本飲んだか?という経験ではなく、同じワインを何年にもわたって飲み続けたか?

が重要だと思う。

若い時に飲んで、何年かするとああなると予想できるように。。

わたしには、その経験がないので、現在は若のみの状態を記録している。

先日のデュガは、突出した酸がどうなっていくのか?少なくとも3年では変わらないだろうと思った。

今回 デュガピィを開けてみた、そしてついでにペロミノの2010も。

ブルゴーニュ ルージュ ベルナール デュガピィ 2011_e0285345_7174831.jpg


ブルゴーニュ ルージュ ベルナール デュガピィ 2011_e0285345_718430.jpg


デュガピィは、とにかくすべてに関して若々しい、酸、果実、タンニン、、バランスはとれているのだが、ばらばらで、それぞれが主張しあっている。

良いワインになっていく素質は、あるように思う。

それに比べ、ペロミノの2010はすでに、すべてのバランスが取れている。
まさに、飲み頃に入っている。

こちらのほうが、現在のわたしの知識では期待してしまう。

あと5年寝かせると面白くなりそう。

デュガピィは、もっと時間がかかりそうな気がする。

さて、5年後には生きていれば、また検証してみよう。



ワイン ブログランキングへ
# by ladonna923 | 2013-11-26 07:24 | ACブルゴーニュ
デュガのイメージは濃くて重たいイメージ。

ジブリオットのジュブレ シャンベルタンを飲むと、デュガに対する期待感はすごく高まる。

以前飲んだ時は、ポンソのAC 2003との比較で、香りは負けていなかったが、味はポンソの圧勝だった。

今回、飲み頃を迎えているだろう2008を試してみた。

ブルゴーニュ ルージュ 2008 クロード デュガ_e0285345_6284134.jpg


抜栓が飲む直前で冷えすぎで、初日の評価はあまりあてにならないが、香りも閉じ、味は酸が突出して、タンニン、果実を感じない。

グロ フレール エ スールのオート コート ド ニュイを始めて飲んだ時にイメージが重なる。

重厚さはなく、薄くもないのだが、酸が暴れすぎる。

3日かけて、温度も室温で放置しながら味わってみたのだが、結局開くことはなかった。

まだ、酸が溶け込まないのか?それともいつまでもこのままなのか?

経験不足の私には現在のデュガの評価は、価格にはみあっていない。

しかし、ノンフィルターとエチケットにまでかいてあるだけに、最後のオリだけはしっかりあった。

ストックのデュガはしばらく眠ることになるだろう。


ワイン ブログランキングへ
# by ladonna923 | 2013-11-21 06:35 | ACブルゴーニュ
オート コート ド ニュイは、今2008が一番飲み頃を迎えているような気がする。

ちょうど、酸 タンニン 果実の融合が完成しつつある感じだ。

2008のオート コート ド ニュイ に限っては、この数年が飲み頃だろう。

そこで、今回はルーミエ、、といってもエルヴェ ルーミエ 2008 オート コート ド ニュイ

ポワルロットというポノポールである。

エルヴェは2004年に亡くなっている。

今は妻のヴェロニク ルーミエが運営している。

ジョルジュ ルーミエの クリストフ ルーミエは エルヴェの叔父であり、ジョルジュ ルーミエは祖父である。

現在醸造は弟のローラン ルーミエが担当している。

エルヴェ ルーミエ オート コート ド ニュイ ラ ポワルロット モノポール 2008_e0285345_0374100.jpg


抜栓したときに、いきなり芳香がたちあがる。

グラスに注いですぐに赤果実中心の甘くはない香りがあがってくるが、すぐに閉じてしまう。

時間をおいてのんでいると、最初は抽出の薄い、ミネラル中心で酸、果実ともに弱いワインであった。

しかし、数時間後には骨格のしっかりした、しかしエレガントな優しいワインに変わっていった。

アフターは短く、やはり今が飲み頃でこの数年で枯れてしまいそうな感じはある。

一切の雑味はなく、ピノノアールのクラシックな味わいなのだろう。

ともすれば、コート ド ボーヌのワインに共通するイメージもある。

それにしても、本家に比べたらこの価格は、ありがたい。

デイリーに家飲みできるルーミエである。。(エルヴェではあるが。。)


ワイン ブログランキングへ
# by ladonna923 | 2013-11-18 00:46 | オート コート ド ニュイ
グラン・クリュを家飲みで開けることはまずない。

まして、ヴォギュエのグラン・クリュを開けるのはDRCをあけるのに匹敵する勇気がいる。

1987年はヴォギュエにとっては特別な年であった。

ブルゴーニュでDRCと双璧をつくる歴史あるドメーヌが、この年にジョルジュ ド ヴォギュエ伯爵が亡くなり、
スタッフが一新された年である。

醸造責任者にはフランソワ ミレ 氏が就任し低迷していた70年代からのヴォギュエを立て直した最初の年である。

シャンボール ミュジニでは、ジョルジュ ルーミエなどほかにも手に入りにくい高価なグラン・クリュがあるが、ヴォギュエのミュジニは畑の所有面積が大きく、生産量も多いためか、ルーミエのようにとんでもない価格にはなりにくい。(それでもかなり高価ではある。)

そんなワインを開けることになったのは、行きつけのレストランと気の合う仲間たちが揃ったときだけだろう。

今回、アモンダンで名古屋のいつものメンバーがわざわざ来てくれたために、ホストとしてのおもてなしのつもりで開けることにした。

ミュジニ VV 1987 コント ジョルジュド ヴォギュエ_e0285345_552512.jpg


開けるまで心配であったが、抜栓後 勢いはないが複雑な香りが立ち込める。

このくらいのワインは扱いが慎重になる。

グラスに注いでも癖でおこなうスワリングはしないように、静かに味わう。

まず、優しいエレガントなくちあたり。

酸もタンニンも果実味も見事に融合して、若いワインのように別々にかんじることができない。

安いバックヴィンテージのワインで枯れたものを何度も経験しているのだが、それとは全く違う。

それでも、たぶん下り坂の中腹までは来ているのだろう。

力強さはまったく感じないのだが、ヴォギュエという名前の先入観からか、旨味成分がかすかにワインを上品にしている。

初心者のわたしには、良い経験をさせてもらった。

99年のミュジニを飲んでみたくなった。


ワイン ブログランキングへ
# by ladonna923 | 2013-11-16 06:03 | シャンボール ミュジニ
カリフォルニアから届いたピノノアールを、試飲して、好みのものをまたオーダーしようと思っている。

今回は、ファイラー ピノノアール ルシアンリヴァー 2010

国内では輸入元が数年前に撤退して、今のヴィンテージは国内販売がない。

アメリカのピノの果実美が多いことは共通しているが、どこまで自分の好みにあうのか?
どこまで我慢できるのか?

はたしてブルゴーニュに近いワインを望むのなら、ブルゴーニュを飲んでいれば良いではないか?

いろいろ考えながら飲んでみているのだが、まだ結論はでない。

アメリカのワインしかのんでいなければ、ブルゴーニュのピノをはたして美味く感じるだろうか?

やはり、なれた味が好みになってくるだろう。

ファイラー ピノノアール ルシアンリヴァー 2010_e0285345_731914.jpg


香りは、ちょっと前に飲んだ ウィラメットに比べるとあまり上がってこない。

味は、ベリー系のジャムのニュアンスが最初に感じられる。

ウィラメットよりすこし甘味が強く感じる。

酸とタンニンは隠れ気味。

やはり、塩 コショウのパンチの効いたステーキにはあうだろうが、この日のもつ鍋との相性は今ひとつ。

醤油系 だし系の料理とはあってこない。

和食にはアメリカのワインは合わない、、というのが今の私の感覚。

しかし雑味はなく、安物のワインとは明らかに違った美味さはある。

女性にはやはり受けるかもしれない。


ワイン ブログランキングへ
# by ladonna923 | 2013-11-06 07:10 | カリフォルニア

by ladonna923