キルギスのスカスカにあるフェアリーテールキャニオンに行ってきた!

こんにちは、ゆーせーです。

夏にキルギスを旅したときにキルギスのグランドキャニオンとも呼ばれるフェアリーテールキャニオンを訪れました。

この場所ですが、本家本元のグランドキャニオンに比べたらちっぽけですが、非常に風光明媚な場所だったので紹介したいと思います。

キルギスは中央アジアのスイスと呼ばれるほどの美しい国なので、至るところに風光明媚な場所があるのが嬉しい国です。

フェアリーテールキャニオンとは

フェアリーテールキャニオンとは「幻の湖」ともよばれるイシク・クル湖の南側にある渓谷です。

フェアリーテールとはその名の通り「おとぎ話」という意味です。

この場所の地名はロシア語でおとぎ話を意味する「スカスカ」と呼ばれていることから英語名でもフェアリーテールキャニオンとなっています。

フェアリーテールキャニオンとよばれる所以は、美しい1人の少女を愛したドラゴンの物語ともいわれています。不幸にも、自分がかけた呪いのせいで彼女の住む町が大洪水となり、ショックを受けたドラゴンが岩に変化したそうな。

なんだか、ゲーム・オブ・スローンズのような世界観ですね。

キルギスのグランドキャニオンとも呼ばれるこの場所は乾燥と浸蝕が生み出した赤や黄色の風変わりな造形の奇岩群が、まるで城壁と天守閣を備えた城のようにそそり立っているのが印象的な荒野でした。

自分は日中しか訪れていませんが、きっと朝や夕方、さらには夜景はめちゃくちゃ写真映えしそうな場所です!

フェアリーテールキャニオンへのアクセス方法

フェアリーテールキャニオンへのアクセスですが、自分の場合はカラコルでのアルティンアラシャントレッキングとアラコル湖観光を終えて、ビシュケクに戻る途中で寄りました。

ちなみにカラコルでの宿はカラコル市街地にあるセンターホステルというゲストハウスを利用していました。

従業員も親切ですし、ドミトリールームも清潔でおすすめです。

カラコルを再び訪れたらまた立ち寄りたいゲストハウスです。

さて、カラコルの街からフェアリーテールキャニオンのあるイシク・クル湖南側を目指すにはサウスバスステーションから出発するバスに乗ります。

イシク・クル湖南側の街であるボコンバエバ村行きのバスに乗って、その途中にあるフェアリーテールキャニオンで途中下車します。

見た目は乗り合いバンのようなバスです。

バスの窓からの風景。イシク・クル湖南側は北側と違って、開発が進んでいないのか自然な景色が広がっていました。

そして、フェアリーテールキャニオンの標識が見えたら途中下車します。カラコルからはバスでだいたい一時間半くらいでした。

この標識の場所からフェアリーテールキャニオンまではだいたい徒歩で20分くらいですが、暑いし疲れるのでヒッチハイクを決行。

運良く、カザフスタンからの旅行グループのバンにヒッチハイクで乗せてもらえました。

そしていよいよフェアリーテールキャニオンに到着!!

フェアリーテールキャニオンはミニグランドキャニオン

フェアリーテールキャニオンですが、訪れてみた感想としてはまさしくキルギスのグランドキャニオンでした。

グランドキャニオンにくらべれば小さいですが、赤茶けた奇岩郡がまるでRPGのダンジョンのような面白い風景を形作っていました。

また、天候にも恵まれたのは幸いでした。青空と赤茶けた岩はコントラストが抜群!

帰り際に太陽が曇ったときに一気に色を失ったときは迫力がすこし減りました。

ちなみにフェアリーテールキャニオンは柵や手すりなどなにもないので、あるていど体力ないと観光にはきついかもしれません。

体力があれば好きな場所を自由に観光できます。

グランドキャニオンと比べれば小さいながらもけっこうな大きさなので、半日くらい観光しても飽きません。

ただし付近には飲食店やスーパーはないので、水や簡単な食料は持参することをおすすめします。

まるで城塞のような奇岩郡のスカスカことフェアリーテールキャニオン。長い歳月に侵食されてこの渓谷ができたことを考えるとやっぱり自然ってすごいですね。

フェアリーテールキャニオンからはイシク・クル湖もきれい!

ちなみにサプライズですが、フェアリーテールキャニオンからイシク・クル湖もすごく近くて、きれいでした。

特にイシク・クル湖の透明感がすごい!

行きのビシュケクからカラコルに向かうときはイシク・クル湖の北側のチョルポン・アタによったのですが、あそこはただのリゾート地だったので、同じイシク・クル湖なのに天と地ほどの差がありました(笑)

この美しいイシク・クル湖を見るためだけにもイシク・クル湖南側を通ってみるのみ良いかもしれません。

そしてフェアリーテールキャニオンとイシク・クル湖に満足しつつ、フェアリーテールキャニオンからバルクチと呼ばれるイシク・クル湖の端の町までヒッチハイクして、そこからはバスでビシュケクまで戻りましたとさ。

帰りのバスで乗ってきた乗客のペットの犬が可愛かったです。なぜこんなダンボールのケース?(笑)

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