「日本人は怒っていい、自国の文化を冒とくする人には毅然とした態度を」で書いた通り、日本人は外国人に気を使いすぎです。

毅然とした態度で接すれば、日本は更なる敬意を受ける事間違いなしです。

さてこの、「外国人にだけ気を遣う」という行為は、海外でも多々目撃します。

在外邦人が常々経験することですが、日本からやってくる人たちは外国人にはとても気を遣う、お世話になったら倍返し、いやお世話になってなくてもお土産、プレゼントと気を使います。一方私達在外邦人は彼らを世話するのが当たり前だと思われているようです。

もちろん私の周りでも経験談が沢山。例えば友人の元大学教授は家に見知らぬ日本人の若者が３人泊りに来て（どうしてそういう経緯になったのかわからないのだそうですが、海外にいるとつてを頼って知り合いの知り合いの知り合いとかがやってくることがある）、食料は食い散らかされ、家政婦のようにご飯を作ってと言われたと。

また別の日本人はお世話になった現地の日本人ではなく、仲良くなったオージーにだけお礼にプレゼントにと。それから私個人の体験では、グループの旅行の世話をすることになりましたが(なぜか無償で手配することに）、ご挨拶にお土産のおまんじゅう一つなかった時には驚きました。

声を大にして言いたいのが、私達在外邦人は、日本から来る人達を世話するためにここにいるのではないのですよ。自分の住む国のことを好きになって欲しいので出来るだけお世話はしますが、それぞれ自分の生活や仕事があり、限度があるのですよ。

 

とまぁ愚痴っぽくなりましたが、言いたいことは「外国人に”だけ”気を遣うのを止めよう」です。

とりわけ日本人は白人に弱い、白人にはヘリ下り、同胞の日本人に我慢を強いる（イギリス人自転車乗りの場合、彼は知らなかったんだからしょうがない、文句を言うな、我慢しろ、また来てくれなかったらどうするんだ！と言って、イギリス人ではなく日本人に我慢を強いる姿勢です）、これはもう止めましょう。卑屈になる必要はない。日本人は我慢しすぎてきました。

私も含め外国人に気を使い日本人に我慢を強いる傾向があるので、自戒の念を込めてこれからは平等にします！と宣言です。

 

 

注；写真は本文とは関係ありません。ダーウィンに来たらジャンピング・クロコダイルツアーにも参加してくださいね。

 

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