カルロス・ゴーン容疑者が逮捕されてから、2週間以上が経過しました。

 

色々な情報が報じられていますが、現実的な視点と霊的視点を交えつつ、私タカテル独自の視点から論じてみようと思います。

 

 

 

このテーマを考えるうえで重要な観点となるのは、来年のエネルギーです。

 

この時期になると、新しいエネルギーの表れが次第に表面化してきます。

 

「今起きていることと来年のエネルギー ～後編～」

https://ameblo.jp/spiritual-b-boy/entry-12413991173.html

 

で書いたように、来年2019年は樹木（植物）のエネルギーの年です。

 

樹木は人間関係の発展を象徴するエネルギーであるため、複数人が乗り込む自動車も樹木のエネルギーの象徴なのです。

 

また、自然界では大きく成長した木には雷がおちることから、電気や電化製品全般もこのチャンネルに含まれています。

 

車メーカーのトップが逮捕されるという今回の事件は、樹木のエネルギーの強まりを象徴する出来事である、といえます。

 

 

 

今回の事件において、重要なのは電気自動車を巡る利権の配分です。

 

環境対策や、石油依存からの脱却といった大義名分のもとに、来年以降電気自動車の需要は更に高まっていきます。

 

日産は電気自動車の先進技術をもっており、世界最大の市場規模である中国に合弁企業を設立しました。

 

これにより、世界に先駆けて電気自動車の共通規格を開発し、莫大な利益を手にすることが出来る目算だったのです。

 

車産業は、経済の基盤とも言われ、国の経済全体に大きな影響を与えるため、現状の資本主義経済においては非常に重要な分野です。

 

そのため、日本としても日産の電気自動車事業には大きく期待していたのです。

 

 

 

しかし、あの国が、あの人が、そんな巨大利権を放っておくはずがなかったのです。

 

アメリカのトランプ大統領です。

 

中国と貿易戦争を繰り広げているアメリカからすれば、電気自動車の世界的な利権を日本と中国が独占するようなことは、なんとしても避けたい事態です。

 

そこで、○○○を使って、このタイミングでゴーンを逮捕するよう画策したのです。

 

そもそもゴーンは、アメリカやロシアからの圧力を警戒した日本が、フランスという緩衝材・盾を設けるために配置した人物です。

 

日産の経営危機を救った辣腕経営者というイメージが強いですが、それだけでなく、外交上のキーパーソンでもあったのです。

 

言わばフランス政府の代理人ともいうべき人物ですね。

 

報道では、いかに金の亡者であったか、という趣旨の情報ばかりが取りざたされていましたが、そうであるにしろ、そうでないにしろ、単なる大金持ちとは全く立場の違う人物なのです。

 

そんな人物が、 金融商品取引法違反という容疑でこれだけ逮捕勾留されることなどあり得るのでしょうか。

 

冷静に考えればあり得ないですよね。

 

裏で大きな力が働いた、と考えるほうが自然なのです。

 

この事件の少し前からロシアが北方領土の返還について言及し始めたもの、この流れと関わっており、

 

「返還するから、うちにも電気自動車の利権の分け前をくださいよ～。」

 

という話なのです。

 

 

 

国内では日産を巡る事件以外でも不穏な流れが続いています。

 

水道事業の民営化法案も成立し、入管法も野党が牛歩などで抵抗しているようですが、おそらく成立させられてしまうでしょう。

 

これは今現在、私たちの集合無意識に「内と外」というテーマが突き付けられている、ということを意味しています。

 

 

 

これまで日本はあらゆる要素を外から受け入れ続けてきました。

 

この国で宗教戦争が起きていないのも、日本人の受容性の高さの賜物です。

 

受け入れる力が強いこと自体は素敵なことなのですが、それを長く続け過ぎてきて、ここ数年は特に、消化不良のような状態に陥ってしまっています。

 

「内と外」とは、内部に向けては、何を残し何をやめるのか、という選択をすることであり、外部に向けては、何を受容し、何を受け入れないようにするのか、選択をする、ということなのです。

 

 

 

「ゴーン逮捕・水道民営化・入管法の本質を見抜く　後編」

 

へ続きます。

 

 

 

読んでいただき、ありがとうございます。