マグナムドライバー~FNC-76MH+~のインプレ
最近「毎月レンタルボートで20000~25000円支払ってることを思えば、その金額でマイボートが手に入ります!!」って言って月2万くらいのローン支払い例を掲載してるサイトを見つけてしまいました。
でも冷静に考えると駐艇料で月2万くらい掛かるし、一回ボート出したらガソリンは一日40リットルは使うし、そもそもスロープ代で3000円くらい取られるし、ローンでボートかったら確実に地獄だと思いますw
一回バスボートを出せば一日7~8000円くらいは使うわけで、そこに駐艇料が乗っかってきてそれにローンがプラスされると週に一回釣りに行くだけで毎月7万オーバーです。
そもそも大きな車に乗ってロッドを束にしてボートに乗って釣りする時代はもう終わると思います。
それについてはまたいつか考察を書いてみます。
さてさて、今年は琵琶湖がずっとクリアなので当初はあまり買う気がなかったのですがなんとなく買ってしまったエックスグレイブのマグナムドライバー。
Fantasista X-GLAIVE FNC-76MH+ -MAGNUM DRIVER-
それなりに色々投げて、巻いて、掛けてみました。
店頭で触ってみるとそれなりにシャキッとしてる感じがありますが、ルアーを投げるとこれはもう完全なグラスロッドに近いフィーリングです。
ディープマニピュレーターと比較。
1インチの違いはグリップエンドの長さの違いです。
宮廣プロはYoutubeで「ディープマニピュレーターのパワーアップバージョン」と仰ってましたが、まあ確かにそんな感じです。
おそらくマグナムドライバーのほうが全体的に硬いです。
特にベリーの部分が強くなっています。
ただロッドの張りはマグナムドライバーのほうが弱いです。
いわゆる低弾性カーボンというやつだと思います。
そしてガイドがすべてダブルフットのステンレスなのでルアーを巻いたときにものすごくティップが左右に振れてルアーの動きを伝えてくれます。
なのでマグナムクランクだけじゃなくて、普通に3mより潜るクランクベイトであれば使えるロッドになっています。
個人的には
・ウィードを切らないといけない夏から秋はマグナムドライバー
・ウィードのない春や、中層高速リトリーブにはディープマニピュレーター
という住みわけをしようかなと考えています。
ウィードが簡単に切れます。
でも硬い竿ではないです。
今年の琵琶湖はとにかくスピードを出さないと喰わない気がしていて、水深4mより深いところでスピード出してトリッキーに食わせるとなるともうショットオーバー5かマッドペッパーマグナムしかないような気がして、これからの時期のメインロッドになりそうです。
琵琶湖でハードベイトといえば宮廣さんか黒須さんだと思いますが、流石マグナムクランクを琵琶湖に持ち込んだプロが作るロッドだなと思います。
エックスグレイブシリーズでも宮廣さんが作るロッドは本当にハードベイトを知り尽くしてるという感じがします。
このロッドにコンクエスト200番乗せたらマグナムクランクがシャロークランク並みに軽々と巻けます。
まあ個人的にはグリップエンドはラウンドじゃなくてもよかったかな・・・