山好き ojisan の ひねもすだいありー 

あの山この山、山行の備忘録。♪憧れの山に旅して、登って、食べて、飲んで…♪ 心地よい生き方を探しましょ♪

榛名山登山始末記・伊香保編

2020年10月10日 20時14分30秒 | 上州

9月中の秋の山行って、微妙です。

さすがに紅葉にはまだ早く、秋雨前線が居座ることも多いし、

台風だって来かねない

それ故、前もっての計画がなかなか立てづらいんだよねぇ

まぁ、温泉目的の旅と割り切ればいいか…

で、じゃん!!

上州三山って、「赤城山」「榛名山」「妙義山」のことを言うらしいけど

今までに  その内 行ったことがあったのは、何故か 秋と雪の赤城山だけ

高所恐怖症の隊長なんで、まぁ、妙義山は置いとくとして

榛名山は、なんかアクセスが悪いんじゃないかなと思い込んでいて 敬遠していました

が、調べてみたら 全然アクセス悪くないじゃん!!

しかも 伊香保温泉と組み合わせれば ちょうど良さそう!!

高崎駅から、先ずは榛名湖行きのバスに乗り、湖畔へ

榛名湖越しの特徴的な山が「榛名富士」

実は『榛名山』って、湖周辺の山の総称で、

しかも この榛名富士(1,390m)が最高峰かと思ったら 違って、

対岸にある『掃部ケ岳(かもんがたけ)』

最高峰(1,449m)なんだって

こっちが 榛名富士で

こっちが 掃部ケ岳(かもんがたけ)

なら、掃部ケ岳、登ってやろうじゃないの!!

ついでに、余裕があったら 榛名富士にも上ってやろうじゃありませんか、イヒヒ 

もひとつ、見えてるのが烏帽子が岳 (あの東側斜面、斜度が半端なく えぐいねぇ)

 

地図を見ると、「湖畔の宿 記念公園」脇から登山道が始まって

山頂を踏んだ後「硯岩」経由で周回してこれるみたいです

これが「硯岩」

 

ん?!

おかしいなぁ、竹久夢二のアトリエ のあたりから 登山道始まるはずなんだけど

それらしい案内も 看板も標識もない

しばらく彷徨ってみたけれど どうにも見つけられず、

時間がもったいないので 諦めて逆回りで周回することにして、

湖畔沿いの道を先へ

吾妻荘の脇から 登っていきます

30分程で分岐に。  一旦、硯岩方面へ…

着いたっ!!   これこれ、このアングルだねっ!! 

曇ってしまったけど、まぁ 眺望はあるから良しとしよう

 

さて、分岐へ戻り、先へ進みます

けっこうな 熊笹の藪漕ぎに、段差のきつい木の階段地獄が続きます

 

 

へへへっ、山頂に到着。  眺めはさっきの硯岩の方が良かったかなぁ

もやもやしてるけど  あっちが妙義山かな

 

榛名山神社の鳥居が見える。パワースポットで有名らしい

 

おにぎりを食べている間に 強風が吹きだします。

冷えだしたので、そそくさと下山開始

下山ルートも、やっぱり さっきの「湖畔の宿公園」への分岐が不明瞭なんで

慎重に進みます。

破線ルートでもないのにねぇ

公園まで下りてきて、改めて確認。

やっぱり、これじゃあ 知ってる人しか 登山口だと認識できないよ、ダメダメ、こんなんじゃ。

そこに見えてる彫刻の後ろが 登山口でした。すぐ目の前に標識があるんだから

ちょっとでも 表記しておいてくれればいいのにねぇ、不親切!!

湖畔を、榛名富士へ向け歩きますが、

一旦は 山懐に遮られて収まっていた風が、もう、びゅうびゅうと吹き抜けます。

水面に波頭が立って、風でそれが飛ばされるほど

ビジターセンターの裏から 登山口は始まるようですが、

あまりの強風に戦意喪失

というか、冷えてしまって、温泉への期待値が登山意欲を上回ってしまった… タハハ

ここ、ロープウェーもあるんですが、終日 運休しているようでした

ロープウェイ駅の陰で風を避けて バスを待つこと15分、来た来た

 

渋川方面に走ること 20分くらい、

ここが、有名な伊香保温泉石段街だね

温泉街らしい雰囲気が グー

目ざといおサル隊員は、名物「玉串こんにゃく」を早速 見つけて、ゲットしてます。

 

マニアには、ここ 伊香保は聖地らしい。

途中で見かけたラッピングバス「藤原とうふ店」って、この漫画の絡みだったんだね

 

湯本近くの「河鹿橋」紅葉したら、綺麗だろうねぇ…  

夏と秋の狭間の空

 

いい感じで、暮れていきます…

 

 

※因みに、この2日後に、この温泉街で火事が発生。びっくり!!

                        

さて、温泉三昧で迎えた翌朝です。気持ちよく晴れました。

伊香保ロープウェーで、街を上から見下ろしてみます。

 

 

北陸長野新幹線の鉄橋が 遠くに見えます

 

昔はこの電車で、渋川と結んでいたんだって

 

再び、石段街

何故か、ハワイ駐日大使の別邸があります

明治初期から続く、古くからの保養地の証だね。

純和風なのが、なんだかミスマッチで 面白い

 

 

 

石段街の中ほどに、とっても あか抜けた シックでセンスの良い一角がありました。

歴史と格式を感じさせる旅館『千明仁泉亭』と、

バー&カフェ『楽水楽山』と、水沢うどんのお店と、本と雑貨のセレクトショップ『やまのは』

もちろん、水沢うどんを食べて、

 

「大人のほろ苦プリン」も 賞味して、本を2冊買いました。

プリン、美味しかった。

おサル君、お気に入りの場所が、また 増えたねー

 

去り行く夏の名残りと 秋を感じる、山旅になりました…   

 



最新の画像もっと見る

コメントを投稿