前回の江の島記の続きからになるのですけど、
島を出る頃になると、流石に人が多くなってきたので江の島は退散。
さて、お昼ご飯どうしよう。そうだ、近場の鎌倉に出てみようってことになり、そのまま鎌倉へ向かってからのおはなしです。
♢
江の島~鎌倉なんて目と鼻の先の距離にも関わらず、道は大渋滞。その渋滞のお陰で、お昼のピークタイムをずらせたので、それはそれで良かったと思いながら鎌倉に到着。
小町通り(駅から続くメイン通り)の横道。
表通りはかなり混んでいたのに、なぜか小町近辺は閑散としていました。
おいしい おいしい。
鶴岡八幡宮は
奇跡の人の少なさよ。
そして八幡宮に来たらぜひ見たかったものが、いつも素通りしていたコレ。
いえね。少し前に、書道の先生から「とめはねっ!」という、高校書道部を舞台とした漫画をお借りしたんですね。
その漫画の中に、日本酒のラベルの文字はとても有名な書道家が書かれていて、それを見るために、書道部の子達が鶴岡八幡宮に来るという場面があったのです。
鬼滅の刃には1ミリも感情移入できなかったわたしですが、とめはねっ! にはドはまり、漫画さながら 書道部気分で直に見たという。
湘南にある高校書道部を舞台とした青春マンガ。
さもするとお堅くなりがちな書道のお話しを、素人にも分かりやすく丁寧に描かれています。
<日本盛> という文字を書いた中村不折という人は、<真澄>や中村屋のロゴを書いた人なんですって。これこれ。
何気なく生活してきた中で、いつかどこかで見た記憶アリ。勝手に脳内にインプットされているから恐るべし 文字の力、です。
商品のラベルや店名は、時代や流行り廃りに左右される事のないよう、生き残っていけるよう、それ相応の書家の方に書いてもらうものなんだ、と漫画から知りいちいち色々調べ始めたら面白くて面白くて。
ちなみに、個人的好きなお酒のラベルは
か、かっこいい。
これらもやはり、なんだか凄そうな(知識がない)方が書かれたものでした。
そしてこれほどの字が書けたならばさぞかし爽快だろうなぁ、いいなぁと、身の程知らずな事を思うのです。おしまい。
日本酒好きな方にはおもしろいかもしれないサイト
書ける人は書けるんだと思うサイト
ごちゃごちゃしたのが嫌いでこうなった、当店のフォント&ショップカードです。