松田と周東 | 嗚呼 ソフトバンクホークス

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九州に本拠を置く唯一のプロ野球チーム・ソフトバンクホークスの試合結果を語る場。

10月25日(日)西武20回戦(福岡D)、7-2で勝ち。対戦成績10勝9敗1分。しかし、松田と周東は連日騒がしい。活躍すればつまらないエラーやボーンヘッドはしないものだが、なにかやらかす。ワンサイドで気が抜けたり、打者の足を考えないプレーをしたり。こういうことがあるから、(失策を)取り返したなどと軽々しく言いたくないのである。このプレーで、試合がだらけてしまった。

先発大竹はオープナーでの登板だったせいか、5回67球で早々と降板。指揮官は消化試合ではなく優勝争いの中で多くの投手を試したい考えがあるようだ。森は間隔が空いての調整登板。

そんな雰囲気だからなのか、周東は7回1死1-2塁で中村の3塁ゴロ併殺の場面で1塁に悪送球。2塁ベースに入るのが少し遅れて焦ってしまい、打者の足を考えずうろたえた。

おかわりは巨漢の割に鈍足ではないが、それでも松田の送球を受けたのち体勢を立て直して一呼吸置くだけの余裕は十分あった。TBS-BSの解説飯田は「中村が打者ということを頭に入れて守っていれば、併殺は取れていた。準備、というのはこういうこと」と指摘した。

周東のエラーは、併殺の場面が非常に多い。二遊間は約束事がとても多い職場である。併殺や盗塁、けん制、外野からのカット、捕手からのサインなどなど、覚えることは山ほどある。周東は学生時代から内外野を経験しているが、プロのレベルにはまだ到達していない。

3回無死2塁で松田に命じたバントは、短期決戦用のテスト。その意図は素人でも明らかなのに、2度失敗した挙句スイングアウト。憮然としたのは己の非力に失望したと思いたいが、7回のライトの飛球をHRと勘違いする早とちり。このアウトで、楽しみにしていた真砂の打席がなくなる可能性が高まった。

チームリーダーならば、将来を担う若手選手の打席が回るかどうか頭に入れておくべきだ。グラ砲に代わってただ1つの打席を本人も待ち望んでいたはず。その芽を摘むボーンヘッドは言い訳無用だ。

真に強いチームは最後までプレーに集中し、攻撃の手を緩めない。試合に出続けるレギュラー級の選手は、相応の責任がある。

 

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