2018年10月05日
教科書にかいてあることはウソ!
教科書にかいてあることはウソ!
本庶 佑(ほんじょ たすく)京都大学特別教授がノ−ベル医学・生理学賞受賞を受賞されました。
受賞の報を受けてのインタビュ−で、本庶教授の言葉で印象的だった言葉があります。
それは
「教科書にかいてあることはウソ!」
と言う言葉です。
これは文字通りに「教科書にはウソが書いてある」と言う意味ではなく
「教科書に書いてあることをすべて信じない。なぜかと疑って行くことが重要」
と言う意味です。
本庶教授はこのインタビュ−の中で
研究者になるにあたって大事なのは「知りたい」と思うこと、「不思議だな」と思う心を大切にすること、教科書に書いてあることを信じないこと、常に疑いを持って「本当はどうなっているのだろう」と。
自分の目で、ものを見る。そして納得する。そこまで諦めない。
そういう小中学生に、研究の道を志してほしいと思います。
子供たちに向けた強烈なメッセ−ジだと感じます。
京都大学大学院医学研究科 免疫ゲノム医学 本庶研究室のHPには「6つのC」を大切にと冒頭にあります。
※ www2.mfour.med.kyoto-u.ac.jp/index.html
6つの「C」とは
好奇心Curiosity 勇気Courage 挑戦Challenge 確信Confidence
集中Concentrate 継続Continuation
の6つの頭文字「C」のことで
好奇心Curiosityを大切に 勇気Courageを持って
困難な問題に挑戦Challengeし、必ずできるという確信Confidenceをもち
全精力を集中Concentrateさせ、諦めずに継続Continuationすることで、時代を変革するような研究を世界に発信することができるのです。
と言うことです。
ぜひとも子供たちの心に刻んで欲しい「C」だと思います。
posted by marserTeacher at 09:10| 教科書に書いてある事はウソ