伊藤史子(いとうふみこ)です。
「チキンといえば?」の会社が失敗したハナシ
突然ですが…
チキンといえば
どこを思い出しますか?
※これはフライドチキンではなく、我が家で作った揚げないチキンカツです(笑)
先日、テレビを見てたら、ケンタッキーの社長が出演されてました。
ケンタといえばフライドチキンですよね。
しかも、クリスマス。
ケンタ、数年までクリスマス頼みで、1年の売り上げの80%占めてたそう。
80%、スゴ!と思いました。
でも、クリスマス頼みでだけではいけないわけで。
そこで、
チキンといえばケンタと言われるようにします!
と、現社長が就任当時に宣言した、と言っておられました。
チキンと言えば…と。
ケンタッキーと言えば…と。
ある意味、大きな違いがあります。
「コンビニ」の「ファミチキ」「からあげくん」などや、「からあげ専門店」などもたくさん出てきましたしね。
だからこそ、の言葉だったんだろう、と。
しかし!
な、な、なんと!!
ハンバーガーや、サーモンフライも売ってた時期もあったそう。
迷走ですね(^^ゞ
そして、そこから業績は落ちていきます。
その最大の原因は・・・
味が落ちたこと。
いろいろなものを作ることで作り方のオペレーションがバラバラになってしまい、店舗やスタッフで味もバラバラになったそう。
ケンタには「秘伝の粉」があるのは有名ですよね。
で、細かい粉付けの仕方まで手順があるのだそうです。
それで味が全く変わるそう!
でもね、主軸のチキンが「おいしくない」、と言われたら最後です。
そこから、V字回復していくのです。
オペレーションの見直しや、お客様の声を集めるために試食会などを開いたり。
そこの声から、
- 食べ放題の店が増やしたり。
(大阪の箕面には以前からありました。行ったことないけど)
- バル形式の店ができたり。
- 500円ランチができたり。
クリスマスだけに頼らない、日常使いの店を目指したそう。
きょうケンタッキーにしない?
という某女優を使ったキャッチコピーのCM。
印象的ですよね。
日常使いをイメージしていたんですね。
司会者の村上龍さんが、コンビニなどのチキン商品は脅威か?と尋ねます。
「チキン全体を盛り上げてくれているのでありがたい」と。
あーなんか、いろいろと学びだらけ!
学び① ○○と言えば**さん。
そう言われる自分を目指そう!
学び② 多局面化することで、本来のものが質が落ちる。
本末転倒にならないように…ですね。
学び③ お客様の声を聴くということ
社長自ら、気のいいおじさんのように回ってました。
学び④ キャッチコピーの大事
頭の中にあまりなかった「日常使い」ということに、消費者に気づいてもらうこと。
学び⑤ 同業者(類似業者)が出てきたときに生き残る策
守るものと他社からマネできないこと。そこの切り分け。
絶対王者でいること。
でも・・・
個人的には、その当時のチキン以外の商品、食べてみたかったかも(笑)
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元大手家電メーカーのシステムエンジニアを経て、結婚・子育て後、保育園の事務員も。2013年4月、ワードが好きすぎて起業。現在は新大阪とオンラインで、Wordやブログなどの講座と、起業コンサルをしている。特にパソコンが苦手なアラフィフ世代(40代・50代以降)の女性の方が多く受講していただいてる。受講者は5年で延べ1000人以上。コンピュータ歴は、大学からヤフオクなどの趣味時代も合わせると35年。ホームページはこちら。詳細なプロフィールはこちら。