日本にいる母が、4月の終わりに道で転んで大腿骨転子骨折、手術入院して、先々週の土曜日にやっと退院した。
心配して応援、励ましを送ってくださった皆さんに感謝!
一番良くて、手術前の70 〜 80 %くらいまで回復できれば良い方、と外科医には言われていた。
3ヶ月弱、日曜日以外はほとんど毎日40分みっちりリハビリをしてもらえる病院だったので、母は最終的に手放しでも歩けるところまで回復した。
ああ、人間の回復力と意志の力はすごい!
そして、プロになって3年目の才能溢れるPT(physiotherapist 理学療法士) が忍耐強くアルツハイマーの母の面倒をみてくれた。
母は引き寄せの力が強い人で、自分に必要なものや人が周りに集まってくる。
ある意味無邪気だからなのか。
私は、舞台や声優も含めて、イギリスでの仕事を全てキャンセルして日本にすっとんで来た。
母が転んで救急搬送されたと聞いた瞬間に、一刻も早く日本に帰ることしか考えられずに、思いつく限りの仕事関係の人にすぐさま連絡して、大ひんしゅくではあったが、帰るモードになっていた。
はじめてのことだったので、みなさんが理解してくださり、なんとか日本に帰ってこられた。
もう一回、はあり得ないと思う。
仕事は信用が第一だから。
自分のとった行動は全く後悔していない。
ご迷惑をおかけした皆さんには深く頭を下げます。
退院した後は、アルツハイマーが進んでしまった母にどこまで伴走できるか、、、?
退院した翌朝、普段の3倍量の薬を誤って飲んでしまい、救急車を呼ぶ羽目になった母。
あとどの位私のことを覚えていてくれるだろうか。
今生で私たちの生が共に続く限り、愛を分かち合えると良いなあと心より願う。
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