南九州豪雨から4ヶ月 | 今日のしっぽ村

今日のしっぽ村

東日本大震災を機に発足した犬猫保護団体。
2019年台風19号で被災した犬猫保護施設。

能登半島地震災害支援活動へのご支援をお願い申し上げます。

皆様こんばんは。

昨日に続き、本日は

令和2年7月豪雨から4カ月が過ぎた

熊本県は西原しっぽ村からの投稿です。


熊本地震発災以降

災害動物支援活動に取り組む

西原しっぽ村から


現在の取り組みをご報告させて頂きます。


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今年7月の豪雨による床上浸水を受け

ようやく

家の修理が始まった所もあれば、

これから解体を待つ家もあります。



現在、

避難所と仮設住宅に避難されている

700名以上の方々、

浸水した家の2階部分で生活されている

400名以上の方々がおられます。



先日ら

人吉市の避難所(スポーツパレス)に避難されている

お母さまから

猫の一時預かりの相談を受け

猫ちゃんをお迎えに行ってきました。




浸水により

家屋での生活が出来なくなってしまいました






お庭も広く120年前に建てられた

平家のお家ですが、

2mほどが浸水したため

現在は解体待ちとの事でした。



災害時にお母さまは脚を骨折され

飼い猫を連れて避難できる避難所がなかった為に



後ろ髪を引かれる思いで、家に猫を置いて

毎日、朝夕は猫ちゃんに会いに通いました。




最近だんだんと寒くなり
暖房の無い環境は心配で、
一時保護をお願いします。




ご自宅にお伺いすると、

私が電話で聞いた以上の環境だったので、

お母さまと

一時預かりに関する約束事をして

猫の (あずき)くんを


菊池シェルターでお預かりするため

連れて帰る事にしました。




豪雨災害時にお母さんのキャリーも壊れてしまった為に

(私の車にはキャリーがあったので良かった😅)



離れた場所に停めた車まで、

あずきくんは洗濯ネットで我慢してもらいました。





シェルター到着前に

動物病院で健康チェックして頂くと

少し脱水しているとのでした。



ノミ・ダニ駆除とお腹の虫下しをしたので

明日までは一段ゲージで我慢してもらいます。




いきなり環境の違う所に連れられ

耳もペタンとなってしまってます。



初日と言うこと事もあり

超警戒モードのあずきくん😾




安心してよかけんね。
早く仲良くなろーね😊



今回のあずきくんは、お母さまが避難所から

みなし仮設住宅に移る時まで

一時預かり(無償)をさせて頂きます。



豪雨災害から4ヶ月が過ぎましたが、
まだまだ
その影響を受けている犬猫がいます


西原しっぽ村は
少しでも安心を提供できればと
思ってます。



         西原しっぽ村  シゲミ