先に断っておくが、公示されてるわけではない。
まして、2016年の虚構新聞の記事なので、フィクションである。
ただ、ここで書かれていることは、全体的に結構面白い。
こういう発想はなかなか思いつかず、感心させられる。
インスタやらツイッターやらと違って、しっかりした文章力が必要。
一発屋的発想勝負ではなく、きっちり書ききるのがいい。
さて、あくまでフィクションを前提に話を進めるが、最多が「み」である理由は「みなさん」で始まるからとのこと。
「政策では違いを強くアピールする各党でも、街頭演説では驚くほどの協調性を見せつけた。」というコメントが秀逸である。
次点は、「お」。「おはようございます」だからなんだと。
妙に説得力がある。
「え」「あ」はフィラーから始まるということで新人に多い傾向。
「ま、そのう」はさすがに笑えた。
こうなってくると、ノンフィクションの世界でどうなのか、知りたくなってくる。
実際のところどうなんだろうかと。
学生を選挙に目を向けさせるための策になるのか。
主義主張は問わないが、誰かのを聞いて初めの一言をメモしてこいと。
もし、「み」が最多だったら、この記事はノンフィクションに昇華する。
そうなると虚構新聞ではなくなってしまうが。
そして、野次の最多は「う」。「嘘つき」「裏切り者」とのこと。
これは真実なのかもしれない。