LTSとは、カーネルをリリースしているkernel.orgにもありますlongtermと同じく、Long Term Supportの略称です。

 

Ubuntuの場合は、LTS版は最低5年のサポートがされます。

 

ちなみに、Ubuntuの場合

・Ubuntu 18.04 LTS

  2018年4月26日〜2023年4月の期間

 参考:Ubuntu MATE 18.04の場合は2018年4月26日〜2021年4月の期間

・Ubuntu 20.04 LTS

  2020年4月23日〜2025年4月の期間

 参考:Ubuntu MATE 20.04の場合は2020年4月23日〜2023年4月の期間

  => MATE版の方は3年サポート

 

現状、私自身はこの期間で良しとしています(本音としては、更に長期な継続サポートを願っていますがw)。

この期間で満足している理由として、以下5点あります。

・無償で使えること(OS以外の無償アプリケーションを含む)

・昨今ではLinux向けにもドライバーを供給しているメーカーがあること

・サーバー用途としても使われているOSであること(安定感等を含む)

・大手企業でも使用されていること(実績に基づく安心感)

・オフィース系のアプリ(LibreOffice等)が使えるようになったこと

  =>これは大きいです

 

ただし、Microsoft社のWindows 7は2009年10月22日に一般販売を開始、2020年1年14日をもって延長サポートは終了。

しかし、企業等で大量に使用している場合は、次のバージョンへ移行するに当たり、設備投資費や期間が間に合わないことを考慮して、Windows 7 Extended Security Update(ESU)というプログラムに加入すると(有償サポート)、2023年1月までサポートが受けれますが、おもに大企業向けで、サポート費用も無視できない額です。

 

なお、Windows 7 は10年にわたり使われ続けられたことから、さすがMiscrosoft社もWindows 7を購入して使用しているユーザーをしっかりサポートしているところが素晴らしいと思います。(ビジネス的戦略もあると思いますが)

法人向けにサポートサービス(有償)が手厚くあるのも、企業として安心して使えるところか思います。

 

これをサーバーとして使用するOSの観点から見ると、Linux , Windows 一長一短があり(ライセンス費用等を含む)、結果的には企業が目的とするシステムに応じたOSを選択する、ということになるのではと推察いたします。

 

昔は、多くのユーザがWindowsを使ってきましたが、Linux(Ubunuも含む)も選択できる時代になってきたので、一個人としては時代は変わったなぁ、とつくづく思います。