こちらの記事では、CentOS(REHL互換)の開発方針変更に伴い、多くのユーザーから不満がでていた状況において、何と今まで1システムのみ無償だったRHEL(Red Har Enterprise Linux)を一気に16システムまで利用枠を広げました。

 

一応、CentOSの後継のLinuxディストリビューションがいくつか出てきそうですが、Red Hat(IBMに買収済み)はCentOSの抜けた穴を一気に奪い取って、市場での占有率向上を目指しているように個人的には受け取りました。

 

ちなみに、現状(2021年1月発表時点)のWebサイトでのLinux別シェアは次のとおりです。

Ubuntu 48.1%

CentOS 18.6%  <=ここをRHELが狙っているのでは・・・

Debian 17.2%

Red Hat  1.8%

以下省略

 

この現状から、CentOSの抜けたところをRed Hatが狙うのはビジネス的に当然と思います。

ただし、互換のLinux OSが今後出てきて、いずれいくつかに淘汰されていくはずですので、そのときにRed Hatの市場の占有率を改めて見てみたいと思います。

 

そういえば、今年の上期までには互換のLinux OSが登場するようなので、最近Red Hat系のLinuxは触っていないこともあり、空いているSSDを使ってインストールをしてイタズラしたいと思いますキョロキョロ

 

現在、コロナ禍の状況で在宅勤務などを含め、インフラ周りをハード、ソフトを含めて見直し/変更/新規導入の需要が高まっていると思いますので、安定して可動実績のあるLinuxは引き続き先細りはしないでしょう。

ちなみに、Microsoft社も、サーバには随分と力を注いでいますので、企業によってはLinuxよりも、クライアント側のOSがWindowsの場合、サーバもMicrosoft社のOSであれば、相性もよいはずですので、このような選択肢も良いと思います。

 

でも、個人的には無料のオープンソースのLinux(=私はUbuntu MATEユーザですニコニコ)を引き続き常用していきます!!