【 閑仁耕筆 】 海外放浪生活・彷徨の末 日々之好日/ 涯 如水《壺公》

古都、薬を売る老翁(壷公)がいた。翁は日暮に壺の中に躍り入る。壺の中は天地、日月があり、宮殿・楼閣は荘厳であった・・・・

「バックマン」と呼ばれる西田賢司 =041=

2019-02-21 06:11:54 | 浪漫紀行・漫遊之譜

〇◎ 命のことを知らずして、命の大切さは理解できない” ◎〇

= 探検的調査を実践する “探検昆虫学者” 西田賢司 =

【この企画はWebナショジオ_“「コスタリカ 昆虫中心生活」” に追記・補講し、転載した】

 中米コスタリカで新種の昆虫を見つけまくる男! 「バックマン」

曰く 『昆虫は、僕たちに自然の変化を教えてくれる一番身近な存在です』 

◇◆ =041= 信州の昆虫たちに大流行の装いは? ◆◇

 雨が降り、大阪は急に涼しくなった。夏の驚異的な暑さが去るとともに、ぼくはコスタリカに向けて再び日本を去ることになった。

  電車とバスを乗り継いで、伊丹空港へ向かう。車内では、ほぼみんな、うつむいて携帯電話やスマホの画面を読んでいるようだ。 

  ぼくは、窓の外の遠くの景色、山の尾根や空に浮かぶ雲をしばらく眺めては、また車内の様子を観察している。これは自然な目の運動になって良い。視力が落ちては、小さな昆虫たちを見つけることは、難しくなる。

  空港で出発を待っている間、あっという間だった日本の夏の想い出が、頭の中を駆け巡る。長野や東京、兵庫に和歌山、各地域で昆虫採集・観察をした。そこで出会った人たち、虫たちのこと、地元の小中学の同窓会、そして友人や母との別れ。

信州ー2

  今回は、長野県の菅平高原と峰の原高原で撮影した想い出のひとかけらをご覧いただきたい。大阪の下界では見られないものばかり。信州の高原は、下界の暑さと隔絶されているという点で、どこかコスタリカのモンテベルデに似ている。でもそこには、コスタリカの自然とまた違う、そこに似合った生きものたちがすんでいる。

  そういえばコスタリカは雨季の終りに近づいてきているから緑が濃くなってるはず。虫たちは元気にしてるんかな~? 家の中は湿気でカビだらけになってるかも……。

  ブナの葉の表の脈に沿って何かがくっついている。  実はこれ、虫こぶ。貝殻のような形から「ブナカイガラフシ」と呼ばれる。

 大きさは2 mm。中にはブナカイガラタマバエの幼虫がそれぞれ一匹ずつ住んでいる。ちなみに葉の裏にもよく似た虫こぶができていることがあるのだが、裏と表で虫こぶの形成者が違うこともある。(撮影場所:菅平高原)

信州ー3

  ツキヌキソウTriosteum sinuatum(スイカズラ科)は、長野県の天然記念物。茎が葉を突き抜けている。

 「突き抜け部分」に咲く花は、先がやや開いた筒状で、長さは2 cmぐらい。

 ツキヌキソウの全体像。地理学者で高原植物の保護活動をされている山口不二雄先生が、ツキヌキソウやヤマシャクヤクは、地主や土地の管理者が保護することが長野県の条例で義務づけられていると教えてくださった。盗掘や違法採取が摘発されることは稀だという。「特に保護すべき種」という宣伝や啓蒙活動がこれからも必要だ。

信州ー4

  峰の原のペンション村の山口不二雄先生とペンションふくながの福永一美さんには、たいへんお世話になり、またたくさんの情報をいただきました。ありがとうございます。

信州ー5

 =参考資料・文献=

コスタリカの世界遺産【自然遺産】 その一(1/2)

 タラマンカ山脈=ラ・アミスター保護区群とラ・アミスター国立公園(は、コスタリカとパナマにまたがる世界遺産である。1983年にコスタリカの世界遺産として、7つの国立公園や自然保護区がまとめて「タラマンカ山脈=ラ・アミスター保護区群」として登録された後、1990年にパナマのラ・アミスター国立公園が加えられた。ラ・アミスター国立公園は、1988年にパナマとコスタリカが共同管理する国際平和公園であるラ・アミスター国際公園の一部になっている。

 この一帯は世界遺産になるよりも早い1982年に生物圏保護区に指定されている。そのときにパナマ、コスタリカをまたぐ指定を受けていたことが、後の世界遺産の登録拡大にも関係した。

 ココ島(Coco Island、別名ココス島Cocos Island)は、中米のコスタリカの島。コスタリカ本土から南西550Km、東たおいへいゆいい・太平洋上に浮かぶ孤島である。

 面積46.6km2、火山島で最高地点が634mである。断崖絶壁が取り囲み、年間降水量は7,000mmにも及び、熱隊樹林に覆われ、豊かな動植物が数多く残る。島の海域には数多くの海洋生物が生息しダイビング・スポットとしてでも知られている。無人島だったが、現在では、この国立公園の管理者が島に住んでいる。また、1999年以来、アメリカ合衆国とコスタリカとの、コロンビア計画に基づいた麻薬撲滅作戦のため、米軍が駐留している。

 島名はココヤシの意味からで、島にココヤシの実が生っていたから名付けられた。1526年にスペイン人joan cabezaslにより発見された。小説及び映画などで恐竜が生息する架空の島、イスラ・ヌプラル島とイスラ・ソルナ島はココ島がモデルだと言われている。

信州ー6

 ・・・・・つづく

◇◆ 世界一美しい滝、コスタリカのリオセレステ(Rio celeste) ◆◇

・・・・・・ https://youtu.be/kaHwPcLQ8q4 ・・・・・・・

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・・・・・・山を彷徨は法悦、その写真を見るは極楽  憂さを忘るる歓天喜地である・・・・・

森のなかえ

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