【 閑仁耕筆 】 海外放浪生活・彷徨の末 日々之好日/ 涯 如水《壺公》

古都、薬を売る老翁(壷公)がいた。翁は日暮に壺の中に躍り入る。壺の中は天地、日月があり、宮殿・楼閣は荘厳であった・・・・

「バックマン」と呼ばれる西田賢司 =006=

2018-12-13 06:16:22 | 浪漫紀行・漫遊之譜

〇◎ 命のことを知らずして、命の大切さは理解できない” ◎〇

= 探検的調査を実践する “探検昆虫学者” 西田賢司 =

【この企画はWebナショジオ_“「コスタリカ 昆虫中心生活」” に追記・補講し、転載した】

 中米コスタリカで新種の昆虫を見つけまくる男! 「バックマン」

曰く 『昆虫は、僕たちに自然の変化を教えてくれる一番身近な存在です』

◇◆ =006= 葉っぱの芸術家たち  ◆◇

   この模様を描いたのはだれ?  答えは「絵かき虫」と呼ばれる、葉に潜る小さな虫たち。大半が5ミリにも満たない蛾やハエの仲間の幼虫で、その食べた跡が芸術性の高い模様になったりする。 わが家の庭で発見する新種の昆虫の多くは、そんな小さな芸術家たちだ。

   飼育や執筆などに追われ、家に引きこもりがちな日々は、わが家の庭が大切な研究フィールドになる。 手入れをせずに放っておくと、風や鳥たちが種を運んできて、どんどんいろんな植物が生えてくる。 そしてそこに、いろんな虫たちが集まってくる。

   ところが問題は大家さん。 「できるだけ頻繁に庭師に手入れを頼むように! 原野みたいでみっともない」と、ぼくに会うたびに注文をつける。

   そのたびぼくは、「庭で新種の昆虫を見つけて研究しているから、そのままにしておかないといけないんです」と反論してきた。 実際そうである。 治安面の理由もある。外からは、庭師に手入れを頼めないほど貧しい家に見えるので、泥棒に入られにくい(実際に貧しいです)

   それなのに・・・。 この春、日本への一時帰国から戻ってきたら、庭の草木がきれいさっぱり刈られていた。 あれだけ言ったのに・・・。

  しかたがないので、一から庭を放置した。 今は野イチゴも収穫できるほどの以前より立派な草ぼうぼう庭フィールドになってきた。

西田賢治-17

Ӂ 雨雨雨でお祭り騒ぎなのは? Ӂ

    一匹のナメクジが、最近シャワールームにすみついた。タイルに猛烈に生えるカビを食べているようだ。 お掃除ありがとう~。 排水溝に流されたりしても、次の日にはまた定位置にいるので、愛着がわいてきた。なんかペットのようだ。

 5~11月ぐらいまでが雨季のコスタリカ。 でも、9~10月は同じ雨季でも格がちがう。 これまでなら朝は快晴、午後になってスコールのような雨が降ってたのだけれど、最近は朝からどんより曇りかしとしと雨、朝から雷が轟くこともあるぐらいだ。 洗濯ものも乾きがわるく、家の壁や天井にカビが生え始めた。「こら、すごいわ!」

   この時期は昆虫の世話にとくに神経をつかう。 あまりにも湿度が高いので、菌類(カビ)やダニなんかがとにかく元気になる。 シャワールームだけではなく、飼育袋の中も彼らにとってはお祭り状態だ。

 幼虫たちが宿や餌にしている植物がすぐに腐ったり、カビが生えたりしないように、水分調節をこまめにしなければならない。 虫たちを攻撃して、食べてしまうダニが出現したら大変だ。 幼虫やさなぎの周辺や植物をすみずみまで顕微鏡でのぞき込み、ダニやダニの卵をピンセットの先でプチプチをつぶしていく戦いが始まるのである。 長期戦だけはさけたい。

   ちなみに、水虫もこの時期はお祭り騒ぎ状態です・・・

西田賢治-18

 ・・・・・・つづく

◇◆ ワイルドライフ 中米コスタリカ 熱帯の森 擬態昆虫大集合 ◆◇

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・・・・・・山を彷徨は法悦、その写真を見るは極楽  憂さを忘るる歓天喜地である・・・・・

森のなかえ

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