キャリコンサルタントの渡辺です。
 
(国家資格に合格し、今月登録を済ませました。)



さて今回は、

現状を打破するために、誰にでも簡単にできる方法を共有したいと思います。

意識の転換(マインド・シフト)の際、活用する思考法の一つですね。


私が昔から活用して、新事業・新企画を立ち上げるキッカケとなった

フレームワークです。

と言っても、

 

オリジナルで作ったものなので、調べても出て来ないのですが、

かなり活かせています。

 

itbt法

 

「ITBT」法とは


If-Then-Because-Therefore の略・・・


「もし・・・なら(その時)・・・である。
     なぜなら・・・だから。したがって・・・。」


という意です。



このITBTをスタートラインとして、

アパレル関連、製造関連、イベント関連などの事業に携わり、

数年で数億円の売上と利益率アップを図ってきました。

規模は関係なく、個人的なものでも可能なので、イイ思考法になってます。



この中のBecauseがポイントであり、

インプット(情報・知識など)するべき根拠・理由になります。

 「もし、今のシゴトを続けたなら、(その時)どうなるのか!?」
 「もし、この楽しくない生活をしていたら、(その時)どうなるのか!?」
 「もし、このままヘビースモーク(喫煙)を続けたら、(その時)どうなるのか!?」
 「もし、毎日カロリーオーバーの食事を続けたら、(その時)どうなるのか!?」
 「もし、自分を嫌いであり続けると、(その時)どうなるのか!?」


「その時(Then)・・・」の後に起こり得ることを予想できるとしたら、

それは「Because」の後の根拠・理由を知っているからです。


その予想することが曖昧で論理的でないのは、

根拠や理由となる情報・知識の不足によるもの・・・つまり

インプットが少ないことになります。


Because」を明確にするために、関係情報を多く入手(インプット)し、

「その時(Then)・・・」の状況・状態を、具体的に予想(イメージ)することで、

Therefore」アウトプットとなる行動・活動が、し易くなるというものです。



事例で、

「もし、毎日カロリーオーバーの食事を続けたら、(その時)肥満になる。
 (なぜなら)消費カロリーと摂取カロリーの・・・・だからである。」

とした場合、次の行動・活動(アウトプット)を考えることができます。



さらに

行動・活動(アウトプット)を起こしやすいようにするためには、

「もし、毎日カロリーオーバーの食事を続けたら、(その時)肥満になる
 (なぜなら)・・・・だからである。」

というマイナス的な文脈を、プラス的に変更・・・

「もし、毎日ローカロリーの食事を続けたら、(その時)ダイエットになる
 (なぜなら)・・・・だからである。」

とすることで、「Therefore」の行動・活動がしやすくなります。



これは、「脳の空白の原則」を利用するものになるのですが、

ITBTIf-Then-Because-Therefore)によって自ら結論づけることで、

アウトプットへの道筋を作りやすくするのです。

 

脳の空白の原則とは――
「脳は完全性を求める」という法則があり、脳に疑問や質問を投げかけると、その答えを導くために無意識的に脳内で空白をつくります。その空白を埋めるまで、モヤモヤした感が残ることになります。

 


ただ、大抵の方は「Therefore」まで辿り着かないのが現状です。

その大きな理由は2つ予想できます。

「Because」が曖昧だから

「Therefore」が未開だから



このITBTによるアウトプットの原則を身につけることで、

活動が合理化されていきます。


もし、現状打破することが困難になっているようでしたら、

一度使ってみては、いかがでしょうか!?