こんにちは
ブログ担当のナツです。
季節の変わり目は
体調を崩す人が
多いとよく耳にしますが、
わたしも先日、
謎の胃痛を抱えて
数日間とほうに暮れていました。
症状によりお薬に頼ったり
病院に行くこともありますが、
緊急を要さない
わずかな体調不良の際には、
スイスでは家庭で簡単に出来る、
ある方法で
まずは緩和を試みます。
そこで今回は、
スイスで伝わる民間療法を
ご紹介したいと思います。
胃痛
スイスでは
胃痛がある時にはよく
カモミールティーやペパーミントティー、
フェンネルティー (独：Fenchel)
そしてコーラを勧められます。
コーラはスイスで万能薬？
コーラは緩和どころか
真逆を行っている気もしますが、
体調不良の時にはなぜか
「コーラが万能薬」という定説は
今でも健在で、
わが家でも500mlのコーラは
いつも常備しています。
そのほか夫には
「寝る前にスプーン一杯の
蜂蜜を食べてごらん」
と言われ実践してみると、
翌日の胃の調子は
とても穏やかでした。
頭痛
ズキズキ
と痛む頭痛は、
日常生活に支障を来すことも。
そんな時
スイス人の義理の母は、
エスプレッソにレモン汁を注ぎ入れ、
それに砂糖を一杯
加えたものを飲みます。
味はお察しのとおりですが、
不思議と効くのだとか。エスプレッソにレモン汁？
ちなみにコーヒーが飲めない夫は、
こんな時はやはり
コーラが一番
なのだそうです。
水分補給を多めにすることで、
改善することも
あるようですね。
咳
庭でハーブを
栽培することも多いスイスの家庭では、
咳止めに効果があるとされる
セージ (独：Salbei)の葉を、
そのまま煮だして飲むことがあります。
（わが家のハーブは大渋滞）
コンコンと咳が出たら、
庭から摘んできてお茶にする。
とっても簡単で、
なかなか効果もあるので
おすすめです。
また、自家製の便利な乾燥茶葉を
プレゼントとして
頂くこともあります。
鼻づまり
夫が鼻がつまると必ず実践するのは
「玉ねぎのみじん切り」。
鼻づまり緩和の為に、
新鮮な玉ねぎをみじん切りにして
枕元に置きます。
長ネギを首に巻くといった
日本の知恵にも似た
民間療法ですが、
どうやら双方に
殺菌作用があるようですね。
先人達の知恵が生み出し、
伝承されてきた
数々の民間療法ですが、
今でもわずかな体調不良の際に
役立ってくれます。
良薬は口に苦しと言うように、
実際には必ずしも美味しいと
感じるもの
ばかりではありません。
例えば、ちょっぴり苦手な味の
ハーブティーには、
蜂蜜をたっぷりと入れて
ごくんと飲み干すことも。
症状をきちんと見極めて、
必要に応じて、
身体にも優しいスイスの民間療法を
いちど実践されてみては
いかがでしょうか。
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