認知症の病院、
高齢者医療センターのメンタルクリニックに行ってきました。
母持参は2月以来。
ちょびっとだけ遠いこの病院、
母はものすごく嫌がります。
行く前にお昼ご飯を一緒に食べて、
終わったらショッピングセンターで買い物しよーと、
エサをばら蒔きつつ行きました。
コロナ前は、
すごく混んでいて予約しても、
予約時間なんて無いよーな感じでしたが、
今回は予約時間ピッタリに診てもらえました。
先月から薬を飲まない日が多く、
暴れん坊になっていた認知症の母。
兄夫婦に母の狂暴な日常をまとめてもらい、
A4の紙1枚に印刷して、
先生に渡す考えでしたが、
さて、どー渡したらいいのやら?
ところがー。
ついうっかり、
自動受付を使っちゃったのよぉー。
診察室に入る時、
いつもは母を先に入れるけど、
今日は私が先に入り、
受付票と一緒に1枚紙をピラッと、
先生の机に放り投げました。
先生は「何?」って訊いてたけど、
それは一切無視。(失礼、後免)
母に声を掛ける方に専念。
もし、母がメモに気づいたら、
「何を渡したんだ?!」って怒りだすかもしれなかったから。
でもまぁ、それはそれで、
母の豹変ぶりを先生に見て貰えるチャンスだったかもしれないけど、
あとあと、
めんどくさいので、
出来れば知られたくなかった。
先生もすぐ察したよーで、
メモに目を通し、
それ以上は触れないでくれました。
ちなみに最初の認知症検査をしてもらった病院の先生は、
渡したメモを音読してました。
瞬間この先生とは合わないわと思った。
ま。いーや。もう行かないし。
話しは戻って、
診察中の母は、
何の診察なのか分からないよーで、
先生からの「最近はどーですか?」の問に、
「元気です」と答える母。
ま。そーなんですけど、
元気過ぎて暴れん坊なんですよ。
そこで母に話しかけるよーに、
「物が盗られるだよねー」
「でも2、3日したら出てくるんだよね」
「ボケ老人に仕立てあげられてるんだよね」
って話を促すと、
ベラベラしゃべり出した母。
先生も、
「盗った人の目星はついてますか」
「どんな気持ちになりますか」と、
カウンセリングしてるじゃなーい。
(当たり前だ。メンタルクリニックだし)
結果、
1ヶ月後に頭のCTと、
認知症のテストをすることになりました。
飲んでない薬がたくさんあるなら、
「在庫処分をしてください」と言われてしまい、
薬はちゃんと飲むようにと指導された訳ですが、これが一番難しい。
何回説明しても何の薬か理解出来ないせいか、
母の基準で「飲まなくていい」となってしまう。
もちろん、
先生も説明してくれるけど、
わかんないし、忘れるよねー。
ほんと疲れる。
帰りはお約束通り、
ショッピングセンターで買い物と、
ソーダフロートを飲んでご機嫌な母。
マニキュアもしちゃって、
全然認知症には見えないけどね。
チマちゃんの「ちょっと言わせて」
暴れん坊は志麻子だけじゃないのね。
暴れん坊は志麻子だけじゃないのね。