明日は母の日 - ルネッサンスと中世の聖母子像を比べてみよう | フランス語で味わう詩と名言

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フランス語圏で15年暮らし、フランス語、英語、日本語の間を行ったり来たりしています。
フランス語を勉強している人にもそうでない人にも、楽しいブログにしたいと思います。

 

明日はいよいよ母の日。

お母さんに会える方にも、会えない方にも、お母さんにも、楽しい日となりますように。

 

写真はルネッサンスの画家ラファエロが描いた聖母子像を元に、ベルギーの職人がゴブラン織りのタペストリーとして織り上げたもの。

幼子イエスは丸々と愛らしく、親子の仕草も自然です。

 

中世の絵画にはこのような表現はありませんでした。

 

 

中世イタリアの画家バルナバ・ダ・モデナによる聖母子像をゴブラン織りで織ったものです。

 

聖母は幼子イエスに乳を飲ませていますが、あまり赤ちゃんっぽくありませんね。

 

中世の絵画には不思議な雰囲気があります。

 

どちらの聖母子像もそれぞれに魅力的。

 

どちらがお好きですか。