朝からすごく寒くて、お天気がよく冬らしいお天気となった一日。今までが暖かすぎたので、今日がえらく寒く感じられました。しばらくというか、これからはこんな感じの寒さが続くようですね。いよいよ冬って感じです。

 

そんな中、一足早いクリスマスディナーにお出かけ。クリスマス真っ最中だとバカみたいに高いので、我が家は毎年少し早めにクリスマスディナーを食べてしまっています。毎年どこに行くか色々と考えていて(昨年はこちら)、前から今年は恵比寿のお城よ!って言っていたのですが、生憎予約が取れず・・・。仕方がないので、行きたいと思っていたお店の中から選んでそこに行ってみることにしました。

 

今回向かったのは、ハイアットリーエージェンシー東京内にある、キジュイーヌ[s] ミッシェル・トロワグロ。一度行ってみたいと思っていたフレンチだったので、ウキウキ気分で出発です。

 

早めに着いてしまったのですが、中のウェイティングエリアで待たせてくれました。時間になると席に案内してくれて、窓際の落ち着いたところを用意してくださいました。

 

予め食べるコースは決まっていたのですが、現在白トリュフフェアを開催中。今年は豊作で香りもなかなか飛ばなく、いい状態だとのことで、それを見せてくださいました。それがこちら。

 

 

デカっ!!

 

300gぐらいあるそうですが、一体いくらするん??しかも、いい香り~♪追加でいかかですか?とか言われて、ツレが食べる気満々(笑)コース内にあるチーズセレクションで、白トリュフをオーダーした方のみの特別メニューがあるとの事だったので、それにしていただきました。

 

 

柚子アイスティー。一休からの特典でスパークリングワインがつくのですが、飲めないので、お勧めのこちらに。柚子をベースにしたハーブティーのアイスティー。ゆずの香りがすごくよくて、さっぱりしていて美味しかったです。

 

程なくすると、最初のアミューズが運ばれてきました。

 

 

ひとつまみの喜び。3つで構成されています。これはその一つで、ビーツを花びらに仕立てて、その中にかりんのゼリーと胡麻をあしらったもの。ほんとのお花みたいなキュートなお姿で、とっても美味しそう♪

 

では、実食!!

 

手でつまむと、意外としっかりと硬く、崩れることはなかったです。食べてみると、やや硬めのかりんのゼリーの酸味がさっぱりとしていて、美味しかったです。

 

 

イカ墨のタルトの上に山葵といくらを和えたものをON。パリッとしたタルトにイカ墨の風味といくらのプチっとした食感がよく、お口の中は海!って感じでした。

 

 

チーズのライス煎餅。デフォルトではヘーゼルナッツを使ったコロッケだったのですが、ナッツが苦手なので、こちらに変更してくださいました。パリパリっとしていて、チーズの香りがふわっと広がる、上品なチーズ煎餅でした。

 

 

前菜の一部的に出てきたパン。トウモロコシの粉を使ったクロワッサンです。見た目はブリオッシュみたいですが、中にはちゃんと層が入っていて、確かにクロワッサン。焼きたてなのでアツアツで、バターの風味がよく、思わず完食してしまった・・。

 

 

分かち合う楽しみ。フェンネルを練り込んだクラッカーみたいなパンの上に、豚バラのベーコンみたいなものを載せたもの。花びら仕立てで綺麗です。ちょっと脂っぽかったけど、脂が甘く、とろける食感でした。

 

 

カンパーニュ。これがカンパーニュよ!っていうお手本のようなカンパーニュです。三軒茶屋のパン屋さんから仕入れている、というので、多分シニフィアンシニフィエ。間違いないパンでした。

 

 

幼き日の思い出。薄くスライスした北あかりを揚げたものと低温調理したものをトッピングして、その中には白ワインしたムール貝、セロリのクリームソースやシャンピニオンのマリネなどが隠れていました。パリパリのジャガイモと、しっとりのジャガイモはどちらも甘いですが、調理方法の違いで、甘さの度合いが違って楽しいです。ムール貝は柔らかく、癖を感じないまろやかなソースとよく合っていて、美味しかったです。

 

 

森からのルトゥール。栗粉のタルトに、焼き栗、ソテーしセップ茸を入れ、菊芋のムースで覆ったもの。そこに茸などから取った濃厚なジュをかけてくれました。パリッとしたタルトからふわっと栗の香りがして、さらに焼いた栗の甘さがいい感じです。セップ茸の旨味と食感と菊芋のムースの甘さ、そして茸のジュが全体の味を引き締めていてこれも美味しかったです。

 

 

マナガツオのムニエル レタスの旨味。ムニエルにしたマナガツオの上にはポロネギのソテー。レタスなどの緑の葉野菜で作ったピュレ、魚の出汁を煮詰めたソースがかかっていました。しっとりとしたマナガツオは程よい脂がのっていて、しっとり。それに旨味がギュギュっと凝縮されたソースがとってもよく合う!お醤油を使っていないのに、お醤油みたいなお味を感じて、ちょっと和風テイスト。日本人になじむお味でした。お野菜のピュレもわき役ですが、合わせて食べると深みが出てよかったです。

 

 

クラブとひよこ豆。ひよこ豆とズワイガニを盛ったものをひよこ豆のペーストで覆い、それを膜状の豚の脂を纏わせたもの。食べた瞬間、ズワイガニの風味と味わいがお口に広がって美味しい♪そこにひよこ豆のホクホク食感とペーストが、想像以上にベストマッチ!豚脂の膜はそれ自体お味はないですが、全く脂っぽさを感じさせず、魚介や豆に足りない旨味を加えてくれていて、見た目だけでなく、お味のバランスも見事でした。

 

 

アントルコートのグリエ ポテトのミルフィーユ。牛肉のサーロインで、備長炭で焼き上げたもの。ソースはイタリアンパセリやアンチョビ、マスタードで作られています。食べてみると、炭のいい香りがふわっとして、噛むと、お肉の肉汁がじゅわっとあふれてきて、これまた美味しい♪!サーロインですが、あまり脂っこくなく、私でも食べられました。ソースはマスタードの酸味が効いていて、お肉がさっぱりといただくことができました。ポテトのミルフィーユは、パルミジャーノをかけて焼き上げていて、これも美味しかったです。

 

 

白トリュフのリオレ。お米をヴァンガロッティ(とかいったような・・)という貴重なチーズで炊いて、その上に4gの白トリュフをトッピングした、超贅沢なイタリア版おかゆ。チーズセレクションのところで出た、白トリュフのスペシャルメニューです。トリュフの香りがもう、たまらん!!チーズはあまり塩分がなく、とろっとした牛乳みたいです。でも、牛乳よりもコクがあって、クセがないので、私にピッタリ♪お米もちょうどいい硬さ。甘いリオレは食べたことありますが、こういうリオレは初めてで、気に入りました。

 

 

セルからシュクレヘ。プレデザートです。パンナコッタとイチジクのコンポートをアーモンドミルクのゼリーで覆って、ヤギのミルクをかけたもの。ヤギのミルクってちょっと苦手なんですが、これは国産のフレッシュなものとの事で、クセがなくて私でも大丈夫!つるん、とした食感がよかったです。

 

 

小菓子は3種。こちらはスイートポテトのペーストを固めて、それをキャラメルでコーティングした冷たいもの。ブランデーも使われているそうです。見ため硬そうだったのですが、食べてみるととっても柔らか♪さつま芋の甘味とキャラメルの甘さがちょうどよくて、相性もバッチリ♪ブランデーの香りが大人仕様でした。

 

 

林檎の入ったタルト。中にはミントのクリームが入っていました。サクサクしていてこれも美味しい♪

 

 

マカロン。柑橘系のジャムに玄米茶のクリームを挟んだもの。ねっとりしてない、サックリ系のマカロンで好みのタイプ♪柑橘系のさっぱりとしたジャムと玄米茶の香ばしいクリームが意外とよく合っていました。

 

 

秋の味覚。メインデセールです。メレンゲみたいなものの中には、胡桃味噌とイギリスのビールで作ったアイス、バナナが隠れていて、チコリを赤く染めたものが添えられていました。

 

 

内部です。ほろほろっとしたメレンゲがいい食感です。胡桃味噌はまろやかで、ビールのアイスはほのかな苦みが感じられるのですが、スライスされたバナナが強烈に甘くて、これでちょうどいい甘さになって、美味しかったです。

 

 

最後はカモミールをチョイス。お口の中がスッキリです。

 

以上フルコースでしたが、どれも見た目も味も秀逸で、驚きの連続!楽しくて、美味しかったです。とにかくこちらは、ソースが絶品。脱帽ものでした。また機会を見つけて食べに行きたいと思います。

 

さて、明日からまた一週間。何を食べようかな?

 

キジュイーヌ[s] ミッシェル・トロワグロ

住所:東京都新宿区西新宿2-7-2 1F

電話番号:03-3348-1234

営業時間:12:00~13:30 18:00~20:30

定休日:火・水(祝日を除く)

 

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