全部が美味しいマイベストなピッツェリア＠タランテッラ・ダ・ルイジ

朝方は雨が降っていましたが、お昼ぐらいからは止んで曇り空だった一日。ちょっとだけ日が差しましたが、ほんの一瞬ぐらい。まだまだお日様は拝めそうにないですね。

そんな中、久しぶりに美味しいピッツァが食べたくなっておでかけ。向かったのは、白金高輪にある、タランテッラ・ダ・ルイジ。開業当初から定期的に通っている、お気に入りのピッツェリアです。もっと伺いたいのですが、いっぱい行きたいお店もあって、どうしても季節ごとに一回ぐらいしか行けない・・・。ごめんなさいって感じです。

１月以来（その時の記事はこちら）の訪問。皆さんお元気そうで何より♪前回伺ったすぐあとぐらいに入ったＮＥＷフェイスのスーシェフを紹介していただき、本日のおすすめなど色々と相談して、食材以外の調理はほぼお任せで作っていただくことにしました。

程なくして、前菜の登場。

フルーツトマト、白桃、水牛のモッツァレラチーズのサラダです。メニュー表に載っていて、白桃、の文字に即決。少し葉野菜を足してもらって、サラダ仕立てにしていただきました。桃とモッツァレラって初めての組み合わせですが、どんなお味か興味津々。

では、実食！！

フルーツトマトはプチトマトサイズで、糖度が高くて美味しいです。白桃は甘すぎず、ジューシー。そこにミルキーな水牛のモッツァレラと一緒に食べると、この桃の甘さとモッツァレラがびっくりするほどベストマッチ！水牛なので、普通のモッツァレラよりも更にミルキーなので、それがまた桃とよく合うのかもしれません。こんなに桃とチーズが合うなんて、ほんとびっくりでした。ルッコラのゴマのような風味ともよくあっていて、美味しいサラダでした。

続いて、赤座海老と魚介類のペスカトーレ風リングイネ。海老が好き、と言ったら、パスタ仕立てを考えてくれて、このようなパスタになりました。海老以外には、蛤やムール貝、アサリなどの貝とツナ、イカの魚介が入っていて、トマト仕立てでした。平麺のリングイネはつるんとしていて、トマトソースとよく合います。魚介類から出たお出汁がトマトソースに加わって、これまた至極のウマさ。バジルの香りもよく、全部のバランスが見事でした。パスタが得意だというスーシェフさん。伊達じゃなかったです。

そしてピッツァ。ズッキーニのペーストにシラスを載せたもの（左）とトマトソース、モッツァレラ、リコッタチーズ、自家製サルシッチャ（右）のハーフ＆ハーフ。いつもこちらではハーフ＆ハーフでオーダーします。こちらもほぼお任せで作っていただいたピッツァです。

トマトソースベースの方は、甘味を感じるトマトソースにミルキーなモッツァレラとリコッタチーズ、ハーブが利いたサルシッチャのハーモニーが悶絶級にウマし！！生地に中心部は薄く、コルツィオーネはモッチリ。焼き加減もバッチリです。

一方のシラスの方は、ズッキーニのペーストとシラスの塩加減が抜群の組み合わせ。チーズはないですが、シラスの旨味でチーズがなくても美味しいです。こういう組み合わせも合うんだなあ、と新しい発見でした。

デザートはコーヒーマロン（左）と塩キャラメル（右）のアイスを。ケーキ類も美味しそうだったのですが、魅力的なフレーバーのアイスだったのでこちらに。コーヒーマロンはコーヒーのほろ苦さの中に、マロングラッセが入っていて、面白い組み合わせ。塩キャラメルはキャラメル味が弱いですが、塩のピリッとした辛さがいいアクセントになっていて、美味しかったです。