【目的】
 12月21日(土)川内萩ホールにて第54回定期演奏会が開かれる。この定期演奏会に向けて、部員一同、より一層気合いを入れて練習、本番に臨むことが求められる。今回の気合い入れでは、パン・パスタ・腹筋を尋常量を超えて摂取することを通して、ドラパートの団結力を高めるとともに、ドラパートに定期演奏会に耐えうる気合いを注入することを目的としている。

【原理】
 パンとは、8000~6000年ほど前、古代メソポタミアで食べられていた、小麦粉を水でこね、焼いただけのものを原型とするコメに次ぐ日本人の主食である[1]。
 パスタとは、小麦粉と水を練り合わせて作られた食品のことで、古代ローマ時代に食べられていた「ブルス」という食品が期限であると考えられている[2]。
 腹筋とは、腹の骨格筋あるいは腹直筋を鍛える筋力トレーニングのことを指す[3]。北畠先輩いわく、「腹筋バキバキになったらモテモテ」らしい。
 
[1]パンのはなし パンの歴史 https://www.panstory.jp/history/history.html
[2]パスタの歴史 日本パスタ協会 https://www.pasta.or.jp/content/basic/index.html
[3]なぜ腹筋が割れている男性はモテるのか https://motetainjer.com/another/hukkin.html

【方法】
 材料の調達 
 12月15日、気合い入れ会場近くのSEIYUにてパスタ5.4kgと相当量のパスタソース、パン54個を購入した。パスタソースを購入する際にはなるべくゆでる必要がないものを優先して購入した。

 午後7時ごろ、気合い入れ会場である、ねお先輩宅に入場した。インフルエンザの流行を考慮し、手洗いを徹底した[図1]。全員が手洗いを終えたのち、買ってきた食材を食卓の上に並べ、観察した[図2]。
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図1:手洗い中のゆうか先輩








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準備が整い次第気合い入れを開始した[図3]。
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              図3:いざ尋常に気合い入れスタート!

 パンの消化
 パスタが茹で上がるまでの間にパンを消化した。私が一番初めに食べたパンはコッペパーンであった。

 パスタの消化
 ついにパスタが茹で上がった。購入したパスタソースをあえて食した。序盤はかなりおいしく、先輩方も笑顔でパスタを食していた[図4]。
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    図3:おいしそうにパスタをもりつける、オザキ=オザキ=トモユキ=オザキ パーリー

 しばらくたった後、お腹がいっぱいになり、各個体の動きが止まりはじめたところで、賛助として伝説の53代パーリー塚田さんが来てくださった[図5]。
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           図5:賛助として駆けつけてくれ53代パーリー塚田さん

 その後、ビラ配りで集客に尽力されていた、ハッピーオールウェイズスマイルこと吉岡先輩も差し入れとともに参戦。神様かと思いました。その微笑みにドラパート一同は満腹感を忘れることができた。


 腹筋
 今回はこのブログの著者である、としかげが腹筋百万回に挑戦した。初めは先輩も笑ってくれたが、だんだんみんな飽きて誰も触れてくれなくなったときは少し悲しくなった。だが、それでも腹筋を続けた。腹筋バキバキのモテモテを目指して

 オフショット
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【結果】

 パン54個を完食した。
 パスタ5.4kgを完食することはできなかった。最終的にドラパートで食したパスタの量は約4kgだった。
 腹筋100万回を遂行することはできなかった。12月15日における最終的な腹筋試行回数は200回であった。

【考察】
 パンを食べきることができた原因としては、今回の気合い入れにもちいられたパンの中で最も強敵であると考えられたパンを、賛助として参加された53代ドラパーリー塚田先輩に消化していただいたことが考えられる[図6]。
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            図6:特大パンを完食せんとする53代パーリー

 パスタを完食することができなかった原因としては、パスタが想像以上にお腹にきたことがあげられる。パスタきつすギンカ

 腹筋100万回を遂行することができなかった原因としては、腹筋を行ったとしかげの腹筋の脆弱さ、根性のなさなどがあげられる。また、腹筋百万回を完遂するためには、毎秒一回腹筋を行ったとして約278時間=約11日半かかることから数時間の気合い入れ中に完遂することは到底不可能であったのである。

 全体を通して、今回の気合い入れ中にはポケモンなど集中を妨げる因子が多く存在した[図7]。一見気合い入れの邪魔になるようにも考えれる現象だが、こうした因子によって意識を食からそらすことで精神的な負担を減らす効果もあったと考えられるので一概にこうした動作を禁止することはできない。
次回の気合い入れではこうした動作を行う個体と行わない個体を用意した対照実験を行うことでさらなる気合い入れメカニズムの解明ができると考えられる。

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                図7:ポケモンを楽しまれる先輩方

【結論】
 今回の気合い入れでは、すべての目標を達成することはできなかったが、パートで一丸となり目標に取り組んだこの思い出は、ある雪の日の記憶として我々の心に刻まれたことであろう。今回の気合い入れにインフルエンザのため欠席となってしまったおっしーを加えた、フルメンバーで定期演奏会にはドラパート一同全身全霊で臨みたい。
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