さて、前回INKSCAPEを使って描いていたイラストが、バグって消えてしまって

改めて作り直す過程をブログに上げていこうということで、

始めに構図を決めて大まかな絵のイメージを作りましょうというブログをあげました。

消えたデータを作り直すぞぉ!

 
 
 プロでもない私ごときが…偉そうに…
と思わなくもないのですが、
INKSCAPEを使い始めてからたかだか2か月程度でもこれだけのことができるんですよって所を見ていただけたらこれから始める人への励みになるかなって思っています。
 
 
 
 構図が決まったら、イラストの中に配置するものを作っていきましょう。
 
まずは、メインキャラクターです。
 
 
この親子が登場することで、このイラストのメッセージと想像上の物語を絵の中に描き込んでいきます。
人を描くときも構図を決めます。
丸と楕円で、頭、体、肩、上腕の様に、稼働できるパーツを繋いだ簡単な人形を作ってイメージ通りに動かします。
それが難しければ、ネットの画像からイメージに合ったものを探し出してトレースするといいです。
 
メッセージは、この親子が進むどこまでも続く一本道と
登場する植物の花言葉に託しました。
 
 
 

メッセージは、今は、会うことができなくても、娘との関係を良い形で続けていけますようにと言う

『祈り』です。

 

そんなわけで、少し不自然なのですが、祈りの花言葉を持つ、

サンダーソニア

 

 

 

シンゴニウム

 

 

 

 

アングレカム

 

 

 

 

を親子が進む道の両サイドに、並べます。

ネットで、画像を見つけ一部をトレースして、複製、一部形を変えて更に複製を重ね多少形が違うものを作って合わせると比較的簡単に描けます。植物は、種類によって上部に位置するものと下部に位置するもので、色が違うので、カラーパターンもいくつか用意して合わせるとよりいい感じになります。

 

 

更に、絵の時期をはっきりすることができる秋の代表の植物として、

モミジとススキを選びました。

モミジの花言葉は、

節制、遠慮、自制、大切な思い出、美しい変化

 

 

 木の幹と枝を適当に描き、モミジの葉を描いてカラーパターンをいくつか作ります。

このモミジには、赤系3色2パターン(濃、薄)、オレンジ系3色、黄系3色の計4パターンのスプレーパーツを作って、カラーバランスを見ながら描いた木に吹き付けています。

 

ススキは、

活力、心が通じる

です。

ススキの名前の由来は、すくすく育つ様の『すす』なんだそうです。

 
 
 
 
 
ススキの穂を描くのは、フリーハンドで細かく描こうとすると結構厄介ですが、
穂の一部を描いて、オブジェクトからマーカーに登録します。
こうしておけば、穂は、線を描くだけで、フィルストロークのストロークのスタイルから登録したマーカーを選択すれば、穂先が簡単に描けます。ノードのあるところにしかマーカーされないので、線を描いたら、エクステンションからModify Pathにあるノードを追加するで、増やしておきましょう。
 
モミジの花言葉に大切な思い出とあるので、
たくさんの思い出つまった過去最愛の車と、海も書きました。
 
 
 
 
 
 
それから、オーストラリアで見た天野川
 
 
 
 
に、満月
 
 
 
それを全部配置すると
 
 
 
 
 
これで完成と思いきや、
いまいち納得ができない…
海の存在感をもっと大きくしたくなったので、
少しレイアウトの変更をして、更に登場するキャラクターを描き足しまくり…
は、次回また