2019年7月30日」(火曜日)

 

代官山駅すぐ近くにある「晴れたら空に豆まいて」、久しぶりに足を運びました。

ちょうど5年ぶりになります。

 

 

中の様子は記憶とは違っていて、本当は何も変わっていないのかもしれませんが、このライブのためにテーブルがなくなっていて、椅子がずらりと並べられていました。

 

ミノノサトエさんは100人の集客を目標にしていたようで、スタート時間が近づいた頃にはほとんどの席が埋まっていたようです。

 

ミノノサトエさんの1stアルバム「賛美両論」がリリースされるワンマンライブ「まちびと音連れなく」、楽しみにしておりました。

 

 

ミノノサトエさんの歌を初めて聴いたのはいつだっただろうか。

初めてそのピアノの弾き語りを聴いたときからミノノサトエさんのお名前もライブも気になる存在になっていました。

 

その後、他のアーチストさんの対バンで何度か聴かせていただいた、というよりミノノサトエさんが出演するライブということを意識して聴きに行ったように思います。

 

そして、物販に寄るわけでもなく、声かけをするのでもなく、ミノノサトエさんが作るライブに聴き惚れて、満足して帰るだけでした。

 

ある日、物販にいるミノノサトエさんとチラと目が合い、「よくお見かけしますね」と声をかけられて初めてCDを買いました。

それとなく顔を記憶していただいたことはとてもうれしい想いです。

 

そして、このワンマンライブに間に合うように、ミノノサトエさんが出演するライブに狙いを定めて、他のアーチストさんの予約で入ったライブでチケットを手に入れました。

 

サポートに、コントラバス、カホン、ドラムとあまり見かけない編成。

ミノノサトエさんのピアノが中心になってとても素敵な音を作り出していました。

 

この楽器とミノノサトエさんのピアノ弾き語りのデュオが凄く良かったし、ソロでのピアノ弾き語りもとても良かったです。

 

ミノノサトエさんの曲は詞をしっかりと聴かせ心に届ける、そんな感じで聴いています。
素朴で飾らず、近くに転がっているような言葉がミノノサトエさんの素敵なピアノ演奏に押し出されるようにはじき出てくる感じです。
 

ミノノサトエさんが弾き語る曲を聴いていると、それらの言葉がピアノの音からはみ出して見えてきます。

 

曲の世界観も個性的で、古いノスタルジックな映像に浸るようにセピア色の景色に変換される感じがします。

 

 

こんなに多くの曲を聴くのは初めてでした。

コントラバスの音が加わったりしましたが、とてもシンプルな作りのワンマンライブでした。

 

でも、ミノノサトエさんの描くもの、見せたいもの、知らせたいものが目と耳にきちんと届いたライブになっていたと思います。

 

100人ものお客さんが集まってくれて、普段のライブでも心に残るものを見せているのだと思います。

 

また、他のアーチストさんの対バンで一緒に聴かせてもらうお付き合いになるのかもしれませんが、ミノノサトエさんのお名前はいつも気にかけていると思います。

 

とても心に響くライブでした。

 

レコ発、おめでとうございます。

 

 

 


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