2020年9月2日（水曜日）
奇数月の第一水曜日、2ヶ月に一度の恒例ライブ、いつも楽しみにしているライブです。
配信でも聴くことができましたが、現地（サニースポット）で生の音を楽しむことが最高かと思います。
夕見子さんと辻村崇さんの夫婦ユニット「ときどき」の主催、ゲストが後藤一哉さんです。
ライブは夕見子さんと辻村崇さんのステージから始まり、ゲストの後藤一哉さんのステージ。
そして、もう一度ときどきのお二人の歌が聴けます。
「真・水曜だけど歌謡曲」、何といっても世代的に懐かしい曲をたくさん聴くことができるのが魅力の「スイカヨ」です。
夕見子さんのボーカルに聴き惚れ、辻村さんも素晴らしいギターで歌ってくれます。
お二人のハモリも最高です。
定番のオープニング「港のヨーコ・ヨコハマ・ヨコスカ」、聴かせるだけではなくてライブを楽しませてくれます。
夕見子さんの「水色の雨」、辻村さんの「ルビーの指輪」、ただ聴いているだけで楽しくなってしまいます。
ピンキーとキラーズの「恋の季節」、凄く良かったです。
聴きながら身体も一緒に動いてしまいます。
「時の流れに身をまかせ」、「恋に落ちて」、夕見子さんが歌うとグッと気持ちに突き刺さってきます。
夏の歌もいくつか交えて、TUBEの「あー夏休み」、サザンの「真夏の果実」、辻村さん最高です。
いつもは、夕見子さん、辻村さんあるいはときどきのオリジナル曲も交えて歌ってくれるのですが、この日はそのオリジナル曲は1曲だけ。
オリジナルが控えめで、歌謡曲のカバーをたくさん歌ってくれたのもうれしかったです。
ゲストの後藤一哉さん、先日「水道橋Words」でライブを聴かせていただいたばかりですが、後藤一哉さんがカバー曲を歌うというイメージが無く、普段とは違う雰囲気のライブが楽しめそうと期待していました。
後藤さんはオリジナル曲を交えてカバー曲を。
鈴木聖美さんの「TAXI」、中島みゆきさんの「化粧」を歌ってくれました。
「TAXI」でガツッと歌い上げ、「化粧」でしっとりと聴かせる素晴らしさ。
そうきたかという思いです。
後藤さんの歌のうまさ、素敵な声にはこういう曲がピッタリとはまるのですね。
痺れました。
ときどきのお二人と一緒に「ロンリー・チャップリン」は辻村さんのギターで、夕見子さんとのデュエット。
ゾクゾクと体中に染み入る後藤さんと夕見子さんのボーカル、お二人の歌でこの曲を生で聴けたことは最大の喜びです。
最後は3人のコラボで「勝手にシンドバッド」、楽しく盛り上げて聴かせていただきました。
歌謡曲というジャンルは幅が広く、1970～80年代は音楽をたくさん聴いていて、しっかりと頭の中に刻み込まれています。
その頃のテレビ、ラジオ、レコードで聴いた音はそのまま鮮明に記憶されているのですが、夕見子さんと辻村さん、そしてお二人がお招きするゲストアーチストさんからあらためて聴かせていただくと「懐かしい新曲」という趣で、オリジナル曲として生まれ変わったような印象を受けてうれしい気持ちになります。
日々、素敵な曲を作って歌って聴かせてくれるアーチストさんから耳に馴染んでいるカバー曲を聴かせていただけると、さらにそのアーチストさんを身近に感じることができてとても素敵なことだと思います。
2ヶ月後、次のスイカヨも楽しみです。
