2018年8月1日(水曜日)
齊藤さっこさんのワンマンライブ。
昨年は7回行い、今年は8回を予定してその折り返しになります。
新高円寺の「STAX FRED」と大岡山の「goodstock tokyo」の2ヶ所で交互に行われています。
「STAX FRED」では水曜日、「goodstock tokyo」は日曜日です。
全てのワンマンライブを聴きに行ってはいませんが、昨年そして今年も「STAX FRED」で齊藤さっこさんのワンマンライブを聴くのは初めてでした。
齊藤さっこさんのワンマンライブ、特に気負うこともなく、一人で2時間ほどの時間を使って齊藤さっこさんが一人で歌っているというライブ。
普通にライブを聴く感覚で、演者さんが齊藤さっこさん一人だけのライブを聴きに行くという感覚です。
1部と2部に別れ、1部はさっこさんのキーボードの弾き語り。
私にとって馴染みが薄い曲が多かったようなセットリストで、新鮮な感覚で聴いていました。
2部は弾き語りに齊藤さっこさんが創作した物語の朗読です。
齊藤さっこさんの最近のワンマンライブでは詩や物語の朗読と音楽を絡めて、奥行きの深いライブを聴かせてくれます。
齊藤さっこさんのライブはいつもMCは控えめ、きちんと話しはしてくれますが、曲と曲を繋いでいく時は、その曲の持つ世界観や空気感を損なわないように簡単的確な言葉で受け渡しをしていきます。
曲も素敵で、齊藤さっこさんが伝えてくれるメッセージを感じ取りながら聴くのも、曲の良さをひとつの楽しい音楽として受け取って聴くのもいいと思います。
自然で自由な気持ちで聴けて、ワンマンライブだからこそ齊藤さっこさんの音楽の広さを感じて、その深いところへと入り込んでいける、そんな時間を過ごすことができました。
齊藤さっこさんのライブを初めて聴いた時から、ライブを聴く自分の気持ちの持って行き方に力が抜けて、自分も自由な気持ちを持って聴けるような感覚になってきました。
今年の齊藤さっこさんのワンマンライブも残り3回。
さっこさん自信も話していましたが、ワンマンライブの準備はかなり大変なようですが、それだけにとても素敵なライブを見せてもらっています。
年内に新しいアルバムの発表もありそうな齊藤さっこさんです。