雨過天晴

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そして時々飽きます

Joys and Solitudes

2019-01-15 | 音楽

今日の大阪は久しぶりの雨。

この年末年始は雨不足とも言われていますが、個人的には晴れてて気持ちよかった。

久しぶりの雨はすごく気分を落としてしまう。

 

しかーし、本日はそんな気分を飛ばしてくれる新盤をご紹介。

イスラエルのピアニスト ヨナタン・アヴィシャイのECM初リーダー作で『Joys And Solitudes』。

 

 

Joys And Solitudes
Yonathan Avishai Trio
Universal Music Vertrieb - A Division of Universal Music GmbH

 

1.Mood Indigo
2.Song For Anny
3.Tango
4.Joy
5.Shir Boker
6.Lya
7.When Things Fall Apart
8.Les Pianos De Brazzaville

Yonathan Avishai (p)
Yoni Zelnik (b)
Donald Kontomanou(ds)

 

ついにアヴィシャイもECMでリーダー作が出せましたね。

アヴィシャイ・コーエン(tp)のサポートでECMから2作出ていた努力が実りましたね。

イスラエルのジャズマンが結構好きで、ヤロン・ヘルマンやシャイ・マエストロ、オメル・クラインと並んで好きなピアニストです。

 

今回の作品は2015年の『Modern Times』と同じトリオ。

 

Modern Times
Jazz & People
Jazz & People

 

こちらは記事にアップしていませんが、もちろん持っています。

まあ気心知れた仲なんでしょう。

ヨニ・ゼルニクもイスラエル人でフランス在住のようですし、アヴィシャイも母親はフランス人。

 

さて本作、いきなりエリントンのカヴァーから始まります。

ECMっぽくないと思いきや、出だしの温度はやや低めでらしいといえばらしい。

ピアノのタッチはマエストロほどではないけど丁寧で優しい。

1曲目以外はアヴィシャイのオリジナルですが、前作はややイスラエルのルーツを追っている印象がありましたが、本作は優雅さがよりあるように思います。

3曲目のタンゴは流麗で低温の情熱。

 

 

そういえばマエストロも昨年ECMでリーダーデビューしました。

アヴィシャイ・コーエン(tp)も2年連続でECMでリーダー作を出しています。

まだまだ楽しみなイスラエル・ジャズです。

 

 

 

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