背景に高層ビルが入るとやたら嫌う人がいる件(新宿御苑) | 首都圏生きものめぐり ~関東の動植物に会いにいくぶらっと散歩~

首都圏生きものめぐり ~関東の動植物に会いにいくぶらっと散歩~

雑誌編集者である著者が自ら首都圏の公園や自然地に足を運び、そこで出合った生きものの情報をお届けします。
都会の印象が強い東京にも、カワセミやタカ、多くの昆虫が暮らしています。「首都圏ってこんなに生きものが多いのか」と驚かされる情報が満載です。

御苑の開けた所からだと大体このタワー(NTTドコモ代々木ビル)が見えますが、

一部の識者の間ではどうもこれが不評のようでして……。

どうも日本庭園と近代型ビルが一緒に視界に入るのが嫌らしく、

浜離宮でも汐留の高層ビルがバックに見えるのを嫌っているようです。

 

ぶっちゃけ、そんなに目くじらを立てることでもない気がしますがね……。

しょうがないやん……ここは東京なんですから。

 

 

 

 

 

の展示会を開催中でした。

(この手の大輪の菊って多分バラより手がかかっています)

何となく王道っぽい出展もあれば……。

 

 

 

 

 

こうして鞠状にまとまるような仕立て方で遊ぶこともできます。

 

 

 

 

 

 

単純に鉢植えの菊を並べるだけでなく、色々な魅せ方があるようです。

右写真のような枝垂れた雰囲気はなかなか人気が高く

外国人の入園者がよく足を止めて写真を撮られていました。

 

 

 

 

 

立体的に仕立てて、小さな富士山のような形に。

これは目を惹きやすいですね。

 

 

 

 

 

 

こうした柱状に仕立てるのも面白いですね。

ガーデン業界での菊というのは、バラと比べると市場は狭いようですが、

昔からコアな人気を集めてきた花でもあります。

蜜や花粉を集めやすいのか、セイヨウミツバチが来ていました(右写真)。

(バラだとこういうシーンはなかなか見かけません)

 

 

 

 

 

こっちはニホンミツバチです。腹部の付け根の色に注目。

そろそろ冬篭りの時期なので、食糧集めに必死なのでしょう。

 

 

 

 

 

 

一方でバラも見頃でした。最近は四季咲き性のものが多く作出されているため、

意外と12月に入っても花が見られることがあります。もちろん、ちらほらとですが。

 

ちょっと前まで温暖化の影響で花期が長引いていると思っていたのですが

(もちろんまったく無関係というわけではないようですが)

どちらかというと品種改良によるところが大きいみたいです。一応念のため。

バラの作出はとても盛んで日進月歩の世界なので、

どんどん環境に適応した(あるいはファンのニーズに合った)品種ができてきます。

それでもなお、青いバラはまだ出来ていないらしいですが……。

 

 

 

 

 

相変わらず、バラは人を呼びます。

 

……大々的に祭典を実施していた菊よりも、

ひょっとしたら人が多かったかもしれません(汗)

 

 

 

 

 

プラタナスの並木で。

依然としてイチョウが一番人気ですが、これもまた秋の醍醐味です。

 

 

 

 

 

12月はもう目と鼻の先ということで、冬のカモが大分来ていました。

マガモホシハジロがほとんどでしたでしょうか?

 

 

 

 

 

ドングリを食べるホシハジロのオス(手前)。

カルガモやヒドリガモなんかと違って、彼らはあまり上陸することがないので

(多分)水面に落ちたものを拾ったのでしょう。

 

 

 

 

 

おなじみのオシドリ。今年も既に来ていますが

例年通り撮りにくいところに固まっています(汗)

 

捕って食いやしないのに何でそう隠れっぱなしなのか……。

 

 

 

 

 

 

シロハラ(左)やシメアオジ(右)など、冬の小鳥も続々と飛来。

いよいよ本格的にバードウォッチングシーズンに突入しそうです。

ちなみにルリビタキも出たという噂ですが、

待機してもなかなか現れず、やむなく退散しました……。

 

 

 

 

 

例のタワーを背景に、芝生広場でヨガ教室。

 

 

 

 

 

さらに、タワーを背景に据えたシーンをスケッチ中。

 

こうして見ると一般の来園者さんには「タワーのある風景」の方が

むしろ人気が高いように感じます。私もそうですが。

 

 

 

 

 

 

食事は御苑の中で済ませます。

何か別のメニューにしようかと一応は考えつつ

結局やはり鹿肉カレー(右)に軟着陸してしまいます……。

何となく「江の島丼」に通じるものを感じなくもない。

 

 

 

 

 

食堂前にも枝垂れ型に仕立てた菊の鉢がありましたので

ちょっと裏側から撮影してみました。

なるほど、こうして竹組で裏側から支えていたんですね。

 

 

 

 

 

最後にポケGO。この日はソーナンスの巣に指定されていたようで

行く先々で出まくりましたが、戦力としてはほぼ期待できないので

正直あまり嬉しくはありません(汗)。

 

ところで最近、2年前にあれだけ忌み嫌われていたポッポやコラッタが

ほとんど姿を見せてくれません。どこ行っちゃったんでしょうかね?

 

 

 

【11/18 新宿御苑で撮影した生きもの】

鳥類・・・アオサギ、アオジ、オシドリ、カイツブリ、カルガモ、シジュウカラ、シメ、シロハラ、ダイサギ、ハクセキレイ、ヒヨドリ、ホシハジロ、マガモ

昆虫類・・・アキアカネ、セイヨウミツバチ、ツノアオカメムシ、ニホンミツバチ

その他・・・アカミミガメ

 

 

【11/18 新宿御苑で捕獲したポケモン】

アノプス・・・9

イーブイ・・・26

オムナイト・・・6

カブト・・・4

カラカラ・・・2

コイル・・・4

ゴクリン・・・3

サンド・・・1

スリーブ・・・3

ソーナンス・・・23

タネボー・・・1

タマタマ・・・3

ドジョッチ・・・1

ニョロモ・・・1

ピカチュウ・・・2

べトベター・・・4

マグマッグ・・・3

 

≪総括≫

出現傾向に大幅な補正がかかっている様子で、普段あまり見かけないような

アノプスやオムナイト、ベトベターなどが結構な確率で出現。

この傾向は御苑に限らず、11月27日現在も継続しております。

レア種が色々捕れるのは嬉しいことですが、

こうなると江の島などの「狩り場」の立場がちょっと危うい気がしないでもない……。