すっかり冬の気候となり、暖房が欠かせなくなってきました。
うちは古いマンションなので、結構床が冷えて困ります(汗)。
先週日曜日は普段とはやや趣を変えた撮影・散策を実施。
主に山手線の南側沿線を中心として、
カモの飛来地となっているであろう池沼のある公園・庭園を
とにかく可能な限り多く1日の中で巡り歩いてみました。
ゆえに1回ではとても紹介し切れないため
本ブログでも異例の4回連続掲載という形でお送りいたします。
カモ関連情報だけに留まらず、各公園・庭園への興味喚起に繋がれば幸いです。
まずは上野恩賜公園・不忍池へ。ここは開閉門という概念がなく
時間を気にすることなく無料で誰でも入れるので
朝のバードウォッチングには適しています。
既にユリカモメが多数飛来し、案の定杭を独占していました。
ユリカモメのいる風景(左)と、オオセグロカモメ(右)です。
個体数は少ないものの、体格は大分勝るオオセグロは
時にユリカモメを恐れることなく追っ払ってしまいます。
大福みたいになっているキンクロハジロ。
まるまる
ハスの密集しているところでカワセミも出現。
通りかかりの中国人or韓国人or台湾人に何を撮っているのか聞かれ
(英語で尋ねられた上にほとんど会話していないので出身国がわからなかった)
カワセミの場所を教えてあげると、スマホで嬉しそうに撮影されていました。
所感として、東京都内の公園・庭園ではインバウンドが明らかに増えているものの
三脚や大き目のカメラを持ってバードウォッチングしている方は
ほとんどが日本人のように感じます。まあ、海外旅行先(日本)で鳥を狙うような人は
こんな都心の公園なんぞよりもっと郊外の鳥見スポットに出かけるでしょうしね(汗)
ここから食事シーンが続きます。
まず、魚を捕らえたコサギです。捕まえた魚が何なのかは不明。
ブラックバス?それともフナ?(魚に関する知識はあまりないので)
がっちり捕まえているように見えますが、あまりに横幅が広かったために
結局飲み込めずにリリースしてしまいました(汗)
その後しばらく水面を寂しそうに眺めていたのが何とも……。
オナガガモ♀は、岸辺の草を食べています。
水中に潜って水草を食べることも多いオオバンですが
陸に上がって植物の種や草などを食べるシーンもよく見かけます。
集団性が強いため、10羽以上の集団で草地をうろついていることも。
なんか犬神家的なことをしていると思いきや……↓
逆立ちして水草を食べるヨシガモでした。
昨年でしたか、不忍池で初めて撮れた時は嬉しいイレギュラーかと思いましたが
この日はオス・メスで集団を作っており、珍しい鳥ではなかったようです。
都心部で観察できるカモとしては、オシドリに次いでオサレと評判。
非常にわかりにくいですが、スカイツリーをバックに池に浮かんでいるカモの内
右側の3羽はすべてヨシガモです。日照が足りず上手く撮れなかったのが残念……。
ドブネズミ。地面に這い蹲るような姿勢でこんなものを撮っていたら
不振人物と疑われて通報されても文句は言えまい。
でも、こういう公園ですれ違う分には、そんなに忌み嫌われはしていないようで
通りかかった中国人観光客の女性2人組は、道を横切るコイツを見て
何やら喜んでおられました。(家やオフィスに出てきたらこうは行きません)
処変われば、ネズミですらも興味を惹く対象になるのです。
公園全域がピカチュウの巣に指定されていました。
多分深い意味はないでしょう(爆)
キャンペーン仕様でない無印のピカチュウなんて久しぶりに捕まえました
ダイサギを見つめる来園者。もちろん決して珍しい鳥ではないですが
目の前に鳥が来るということ自体に多かれ少なかれ皆“感動”するもの。
先日の浮間公園のアオサギなんかにも同じことが言えますね。
次の場所に向かう前、御徒町駅に向かう際にアメ横を通過しました。
何となく去年の台湾出張で見た光景を思い出し、懐かしい気分に。
≪2章に続く≫