毎年おなじみのハクチョウウォッチングのため、日の出と同時に館林へ。
本当はまだ行ったことのない印旛沼に行ってみたかったのですが
この日は関東南部の天気がぐずついていたため、北へ逃げた形です。
まず、つつじヶ丘公園へ。昨年と同様にこちらでハクチョウを追いかけ
昼食を済ませてから本命である多々良沼に向かう予定でした……が？
昨年ほどではありませんでしたが、ハクチョウはここで撮影できました。
こちらはオオハクチョウです。嘴の黄色い模様から識別できますね。
こっちはコハクチョウかな？
距離は近かったのですが、上記の通り昨年のように集団では来ておらず
ちょっと寂しかったですね。他のカモは結構多かったんですが……。
（多々良沼の方に行っていたのかもしれませんが）
今年は妙に方々でよく見かけるカンムリカイツブリ（左）と
用水路を訪れたコガモ・ムクドリ・セグロセキレイです（右）。
いずれもメジャー種ばかりですが。
実をつけたソシンロウバイ。
花と実が一緒についているシーンというのは初めて見た気がします。
いつもと同じく、メスしかいないミコアイサ。
噂では新横浜公園にまたオスが来ているという話ですので
近日中に確かめに行ってみましょうかね……。
ヨシ原で数の多かったホオジロ。
自分の中では結構鮮明に撮れた1枚です。
さて、当初の予定ではこの後多々良沼で
本格的にハクチョウを撮る予定だったのですが
ここで唐突にろくでもないことを思いつきました。
つつじヶ丘公園は、実は渡良瀬遊水地ともそこそこ近い立地で
道中はほぼ一方通行であることは事前情報として入っていました。
もちろん数十分で歩いていけるような近距離ではないですが
前日向かった埼玉県県民の森に比べると、短距離で起伏もなくまだ楽な方。
そういうわけで急遽行き先を変更し、ここから渡良瀬遊水地に向かうこととしました。
前日の山登りで足ボロボロだったんですが
ちなみにつつじヶ丘公園と渡良瀬遊水地の間に
昨年訪問した板倉町農耕地があります。
実際、つつじヶ丘公園からちょいと歩くとすぐ板倉町に入り
農耕地らしい雰囲気の風景が広がります。
工事の看板までアニメバージョンに。
ちなみにアキバでこういう看板はまだ見たことがない
板倉町農耕地に入りました。群れているのはミヤマガラスです。
この一体では非常にメジャーでごく普通に見かけますが
相変わらず警戒心が強いのか、なかなかこちらに近づいては来ません。
上の写真も、ギリギリ嘴の付け根の見分けポイントがわかるくらいのレベルで
変に近づけばあっという間に逃げてしまいます。
もしかしたらニュウナイスズメが紛れているかも……と
数百羽のスズメの群れをチェックしましたが
全然そんなことはなかったぜ（呪） 時間返せ馬鹿
ちなみにスズメの体は極めて軽い（そして脆い）ので
これだけの集団でフェンスに止まろうが軋んだり揺らいだりすることはありません。
もしスズメくらいでぐらつくフェンスなら今すぐ立て替えてください（マジ）。
農耕地の電線に、ノスリが止まっていました。
電柱ならともかく電線に止まっているのはちょっと珍しいかも？
関東南方と違って雨こそ降っていなかったものの、
天気が悪かったので写りの方はイマイチですね。
分岐はほぼなく、予想通り迷うことはありませんでしたが
思ったよりも大分歩かされました（それでも前日よりマシでしたが）。
農耕地を横目に延々と歩き、ようやく訪問歴のあるポケストップが見えてきて
正直かなりホッとしたものです。
ケリが出現。昨年の板倉町農耕地編でも登場しましたね。
この界隈では集団で飛来しているらしく、割と簡単に発見できます。
上記のケリがいたのは、実はこんなところ。
思い切り住宅地の芝生広場です。近くの田んぼから来たのでしょう。
上の場所は板倉東洋大前駅のすぐ近くで、もちろん見覚えがありました。
ここから駅を横断し、渡良瀬遊水地へと向かいます。
ちなみにつつじヶ丘公園の前から板倉東洋大前駅へは路線バスでも行けるのですが
バスの本数がやたら少ないのが問題。結局、歩いてしまいました。
かかった時間はちょうど2時間程度といったところ、それも道中で何度か寄り道し
ノスリなどを撮影していましたので、歩くだけなら1時間半くらいで駅に着くかもしれません。
後編は渡良瀬遊水地に特化。思わぬ出合いがありました。
≪後編に続く≫