エメラルドの瑕疵

母もよく言っていたし、年上の人からも聞いていたことに、（老化は）なだらかに落ちていく坂道ではなくて、あるところまでは一定の平らな道が、ある時急にストンと下がる階段状にやって来る、というもの。
そして階段を一段下がったらまたあるところまではずっと平坦で、またストン。

そうかもしれないなーと最近しみじみ感じてる。

というのも、週2のジムがこのところめっちゃしんどいから。
今までずっとこのペースでやってきて、合間には映画にも行ったり寺社巡りもしてたけど、こんなにしんどいと思ったことはなかったのに。

コロナ禍でいろいろ自粛をしているうちに体力も筋力も落ちたのか。
そうでなかったら、ここ最近で階段を一段降りてしまったのか。

ことに木曜日のレッスン後は家に帰り着くのが、それこそ『這う這うの体（ほうほうのてい）』←漢字、こうなのねw

3時前に家に着いて水着を洗濯機にいれたらすすぎ終わるまで座っているのもしんどくて大の字に伸びてたり。
そんな時に宅配業者がやってきて、このおばはん昼寝してたな、的な顔されたり。

暑かったのと足の指を悪くしてから30分歩かずにバスや地下鉄で通ってるというのにね。
歩かないから余計に体力が落ちているんだろうか？？
悩ましいところだな。

できることなら、本人が気づかない程度の緩やかな下り坂で老いて行きたいのだが。