エメラルドの瑕疵

先日、歯の定期検診に行った日の事。

私の後から予約ではなく飛び込みで来たらしい若い娘。

飛び込みなので、待たされるのは仕方ないにしても、待合の椅子に座ったなりスマホを出して操作しだした。
ま、そんなことはもはやどこでも見かけるので何とも思わないんだけれど、彼女の足もとを見てゾワゾワした(笑)

Tシャツ、ジーンズ、サンダル。
普通なんだけど、足の指も綺麗にペディキュアが施されていて、ペタンコのサンダルから見えるピンクの爪も綺麗だったんだけどさ。。。

その爪、殊に親指の爪が異様に長いわけ。
まるで手の爪のように、親指の先を追い越して△にとがっている。

そりゃあこの爪じゃ靴下も履けやしないし、靴も無理よね。

てか、怖かった。
足の指の爪だよ。
ちょっとどこかにぶつけでもしたら、あれだけ長いと生爪べろん・・・と剥がれない？？

庄司薫の本だっけ？　主人公のかおるくんが生爪剥がしたのは。

うちの兄も剥がしたことがあって、私は未経験なのに、その痛みをまるで自分が知ってるように背中がゾワゾワするんだわ。

それとも足の指の爪でさえつけ爪ってあるの？？
靴下も靴も、スリッパさえも履けなくて、全部サンダルみたいなオープントゥでないとダメなんじゃない？

手の爪はあんまり生爪剥がした・・・って聞かないけどさ、あの足の生爪剥がすところを想像したら、前の人の治療の機械音も怖くないし、私の歯石取りだって痛くも怖くもない気がしたわ(笑)