緊張について

これは長きのテーマで
まだ実験中のものです。


新体操をやったり演劇をやったり
箏や三味線の演奏をやったり

以前は仕事で司会進行や会議の進行など
毎週のようにしてました。


人前で何かすることを多く体験しています。
慣れている方だと思いますが、
緊張はします。


でも、しない時もあります。


それこそ昔は胃にピロリ菌がいたので
(里は山の湧き水が水道の地域。
ちなみに幼少期の胃への感染です。
除菌しました)胃痛持ちだった、


本番前に胃が…
何て時もあったな~
あ!夜間救急で受診したことも
何回かあるぞ!
何かビッグイベントの前に
具合悪くなり行っていました。


体調管理や、
メンタルの管理みたいなのって、


「できないと~!」
と思っている人もいるかも。



あたたかく過ごすとかレベルの
体調管理はいつもして下さい!笑
自分の健康のために。


手洗い・口腔ケアとか人と共有で食べない
回し食いしないとかも、
日本じゃやりにくい時もありますが、
気を付けられる時は
ケアすると良いかもですね。


感染予防、
歌う人は喉のケアになります。



でも、緊張するのって
メンタル管理できてないとか
弱いとかと話が違う気がしている。



自分も演奏中に帰りたい気持ちになったり、
もうヤダ!ってなったことは何度もあるので
すごい緊張しない人ではありません。

汗をすごく手にかく日もある。



そういえば周りのミュージシャンで
本番前にむっちゃ緊張する方がいて、
共演者によっては「緊張がうつる!」
と怒られることもあるくらいでね・笑


でもラブリーな方で、
真摯さもある愛すべき存在。
わたしは好きなだけ緊張してて!
と言います(笑)



パフォーマンスとは関係ないんだよね。
というか、
関連させてないんだよね
その人は。


結果を緊張のせいにしないと言いますか。
そこを尊敬している。



わたしもだけど、
お弟子さんの中にも何人か緊張すると
身体が思ったように動いてくれない!
ってなる方はいると思います。


大なり小なりみんなかな?
程度の差はあれ感じていると思うのです。


身体が何だか
イレギュラーの反応を起こす感じですね、
「緊急事態だ~!」みたいに。
何か勘違いして身体が覚えてしまっている。



舞台で命まで取られることはないのに!


なので、身体の反応がキツイ方何人かに向け、
そこのケアを工夫するようにしています。




慣れ!と言ってしまえばそれまでで、
小さい頃から習っている子は
意識が慣れっこになっている子が多い。


「緊張するー!」とは言っているけど、
あまり深刻さがない。



要するに、失敗して
「この世の終わりだ!」
みたいな体験自体が少ない上に
(若いから)、



演奏をやれた体験も積んでいるから、
自信がある体験の数も
割合的に多いわけですね。



当然の結果と言えば言える。


自信を感じる体験の方を
多く持っているから。



成功体験をくり返して
上書きしよう!
みたいに言う人もいて、


お稽古して・発表!
というのはこの王道パターンを
コツコツくり返す感じですよね。


自信がある体験の
率を上げていくんですね。



これも意義も意味もあると思いますが、
時間がかかるから。



これに加えて、
わたしは


「緊張の定義を疑ってみよう!」

という実験をわざとやってみています。



まずは、
そもそも緊張したら
なんでダメなの?
何が悪いの?
緊張することは悪くなーーーい!

ほどよい緊張感は
集中力を生み出してくれる!



過度だとイヤなんでしょうけど
どんな状態が過度??


汗をかく
動悸がする
手の動きが悪くなる
つまり筋肉が強張る→力み?


わたしの場合演奏さえ
できればいいので、


丸レッド楽譜を見誤らない程度の緊張感は必要
丸レッド過剰な筋の力みを取ることが
最も取り組むべきこと。



汗とか動悸は
ただかいたり、バクついてるだけ!
そっちは諦めて
放っておいて、
問題視しないことにしています。


汗止めたりできないし。
むしろ汗拭き対策したり、
呼吸を深くしたり、
直接対処だけ
やれるものはやる。
やれないものは仕方ない。

シンプル



それよりも
瞬間瞬間のやるべきこと

曲想なのかアクセントなのか
音色なのか強弱なのか

やれるなら同時にいくつか


とにかくやるべきことに
フォーカスする。



手順にフォーカスすると
少し意識が緊張からずれます。



緊張にばかり
意識が向いているのを
ずらして緩めます。



しかし手順に集中し過ぎると
音楽性が無くなります。
ラジオ体操みたいになってしまう。




手順に意識をずらすのは、
今の瞬間に
意識を集中するためです。




失敗するんじゃ?とか
緊張してるじゃん!わたし!
に意識を向けて
いいことはない。



手順に意識をずらしつつ
音!瞬間の音!!!


ここにフォーカスして
緊張なんぞしている暇がない!


そもそも緊張って何だっけ?



バクバクすること?
違う違う!!!


手汗?
ただ手に汗を
いっぱいかいただけ!
緊張とかどうでもいい!



緊張とは?抽象的で説明できん!
万人によって実は違う!
そんなもの存在しなーい!!!



弾きにくいのが嫌なだけ!


こんな感じに持っていきたい。


ちなみに、準備運動で
無駄な力みを抜く
ルーティンを入れるとか、


動きが滞る部分の、
手を動かす手順を変えたり
(支えの手の位置や
爪の当て方、指送りの工夫)


ちょっとここは具体的に
動作しやすい感じに
いじります。



こんな感じで、
動作の滞りを潰したら


ちょっと…いや!
相当良くなったし!!!
緊張が7〜8割減した印象の
お弟子さんがいますよ。


何人かいます。



緊張してる人に
なりきらないのがコツだよ!

とも言っています。


証拠探しのように、
手汗や動悸や
楽譜の見間違いを見て


わーwww
とパニックになるよりも、


それは事実そのままに。


ただそうなだけなので、


緊張してる人になりきらないで
おこう!


自分も含めて実験中で
これがベスト!とか
確証までないのですが
皆んなで工夫してみよう!


いいアイデア湧いたら教えてねー!


練習中!
本番も楽に弾きたいね!!!