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FBIの重要証人が殺された。
四肢麻痺の科学捜査専門家リンカーン・ライムは、
「棺の前で踊る男(コフィン・ダンサー)」と呼ばれる
殺し屋の逮捕に協力を要請される。
巧みな陽動作戦で警察を翻弄するこの男に、
ライムは部下を殺された苦い経験がある。
今度こそ…ダンサーとライムの
知力をつくした闘いが始まる。
今作も、最っっ高でした・・。
「ボーン・コレクター 」に続く、シリーズ第2弾です。
もう、ジェフリー・ディーヴァー様、LOVE!!
となること請け合いです!
まさに、“どんでん返しの魔術師”とは、言い得て妙。
だまされないぞ!と思って
全神経使って読んでいても、
だまされちゃう。笑
それに、海外の推理小説って、
必ずどこかしら読みにくいもんなんですが、
それが全くない。
すっごい読みやすい。
これは、翻訳家さんが上手なのかな??
この話は
ライム側とダンサー側がそれぞれ別で描かれていて、
読者だけが、そのどちらの様子も知ることができる、
というのが本当に面白かったです。
えっダンサーはそんな策を用意していた?!
えっライムはそれを読み切っていた?!
の連続でした(もしくはその逆も)。
読者はどちらのこともわかっているので、
急いで急いで~~~~!
とか、
気づいて気づいて~~~!
の連続で、本当に息つく暇もありません。
はあ。最高。
この魅力、伝わりますかねー?!
もうこれはぜひ、読んで、体感していただきたいです。
そしてそして、最後のどんでん返し・・。
いや、どんでん返しとしては何個かありました。
その中でも、ある一つがもう本当に衝撃で。
今まで私たちが読んできたものはなんだったんだ?!
と、全てが覆される気分でしたよ。
いやーーーーー。
まっっっっっっったく、気がつきませんでした。笑
後は、ライムとサックスの微妙な関係も、
きゅん♡でしたよね。
次作も本当に楽しみです。
サックスも本当に有能で・・ナイスコンビです!
シリーズがまだまだあるのが、本当に幸せ。
次は「エンプティー・チェア」です。
ライムとサックスが二手に別れるのかな?!
楽しみすぎます!すぐ読む!!