- 異国トーキョー漂流記 (集英社文庫)/集英社
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外国人と彷徨う東京は不思議なガイコクの街。
故国を追われたイラク人、
盲目で野球狂のスーダン人。
様々な外国人とつきあう著者の眼に、
東京は不可思議な外国に映る。
笑い、戸惑い、驚きつつトーキョーを旅する友情物語。
高野さんのエッセイです。
今作は、高野さんが東京(トーキョー)で出会った外国人、
に特化した内容。面白いというよりは、
なんだかじんわりあったかくなるような内容でした。
私が一番ほっこりしんみりしたのは、
ウエキ系ペルー人、ですかね。
日本にずっと居られたらよかったのになあ。
日本を好きで、
日本を必要としてくれる外国人の人には
ビザとかそういう難しい問題はおいといて、
好きなだけ日本に居てほしい、と思う私は
甘いのでしょうか?
後は最後の章の、盲目のスーダン人もよかったです。
「目が見える人はかわいそうだね」というのには、
本当にはっとさせられましたね。
指先なら、例えば電気がなくてもいつでもどこでも
本が読める、というのは
確かに少しうらやましいかも・・。。
てか、高野さんって
何カ国語しゃべれるの???
高野さんといえば、「ワセダ三畳青春記 」!
早く、あれに匹敵する
面白日常(非日常?)系エッセイを
読みたいです!