- 狂気という隣人―精神科医の現場報告 (新潮文庫)/新潮社
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人口の約1%が統合失調症という事実。しかし、
それが我々に実感されることがないのはなぜか。
殺人、傷害にかかわりながら、
警察から逮捕もろくな保護もされず、
病院さえたらい回しにされる触法精神障害者。
治癒して退院したはずなのに、
再び病院へ戻ってくる精神病患者。
疲弊する医療関係者。
社会の目から遮蔽されてきた
精神医療の世界を
現役の医師がその問題点とともに報告する。
文章&構成が下手くそで読みにくいな~
というのと
古い本やな~
というのが感想ですね。
平成16年に出版されたものなので、
そのときからだいぶ今は色々変わってるんでしょうね。
ていうか、変わってくれてないと困る、
というぐらい、ひどい現場です。
そしてどの症例も救いがなさすぎる・・。
社会復帰できました!
という症例は0だったんじゃ・・?
もう、精神病になったが最後、
という印象を受けてしまいました。
後私が気になったのが、
発症した人の親の職業。
大学教授とか議員とか、
そういうのばっかりじゃなかったですか??
偶然?それとも??
最近そういうニュースもありましたよね。。
そもそも精神科って、なんなんだろう?
心療内科、はもっとほんわかした雰囲気を感じますが、
精神科、って本当に
暗くてじめじめした印象を受けてしまいますね。
全く救いようのない1冊で、
何が言いたいのか分からない1冊でした。