日本の皆さん、こんにちは!僕は留留です。
西安から南西に70km山里深い秦嶺山脈の麓・陝西省周至県が僕の故郷、山脈のむこうは四川省 パンダは甘粛省に跨り三県の連峰に生息しているんだ。秦嶺楼観台国家森林公園内の大熊猫保護繁育基地が僕の住処。ジャイアントパンダは中国語で大熊猫、国家一級保護動物に指定され大切にされているんだ。 好物は笹竹、むしゃむしゃ食欲旺盛。時々たまごや小さな昆虫も食べるんだ。パンダのフンって光沢のある繊維の塊で全然臭くないんだよ、そのフンを肥料にお茶を栽培し高価で売られているらしい、人間ってホント物好きだなぁ、おいらは飲みたくないけど・・快眠快便 昼寝が日課、木の上はぽかぽか気持ちがいいな~
でもさ、降りるの少し苦手 どっこいしょと秦嶺山脈は世界に類を見ない希少動物がたくさん生息しているんだ。ここには孫悟空のモデルにもなった金絲猴もいるよ。金色に輝く悟空参上!野生の朱鷺 施設では人工繁殖に成功し、つがいで日本に貸し出され繁殖に一役かったんだよ、佐渡の朱鷺とは親戚関係になるんだね。国慶節に新しいパンダハウスがオープン予定 機会があればパンダの里へ・歓迎楼観台!~のんびり待っているから来てね☆ ※只今休館中 再開は要確認歓迎・楼観台 天下第一福地と称される道教の発祥の地のひとつ・聖地である。道教教祖の老子が秦嶺山脈終南山の麓で道徳経を書き上げた。司馬遷史記の記述によると老子は紀元前6世紀の人物とされる。不老不死の仙人と伝えられ信仰の対象となり尊敬されつづけている。多くの僧が学びの舎として修行をつんでいる。古きから長安へゆくみち 道教、仏教にかかわらず多くの宗教が根付いていった各村にひとつはあるキリスト教会 熱心な信者の祈りの場である。唐の時代 キリスト教は景教としてシルクロードを渡って この地にたどり着く。数々の戦、飢餓 文化大革命で教会は致命的な破壊が起きた。人々の懸命な努力で復活させ、村人の心の支えになっています。
いつの時代も 神父様は優しく見守り 笑っているお坊様も笑っている道教の師匠も笑っている陝西省に来ると宗教には垣根がないことがわかる。道教の聖地はみんなの聖地である。尊敬しあい仲良く共存 これこそ本来の宗教の姿ではないでしょうか。・・想いは一つ ご飯一膳 三食 常に感謝の心を忘れない ・・
なんだか心が洗われた、笑顔に勇気百倍!頑張ろう!歓迎楼観台!パンダと道教聖地 あなたもいつか訪ねてね!