前回のブログを記載した時点では、希望がみえなかったサッカー日本代表ですが、ロシアワールドカップ初戦では、嬉しいことに日本は歴史的勝利をおさめ、関心だけでなく、期待も高まりました。この勢いで戦ってもらいたいと願っています。
おかげさまで、息子のサッカー部もインターハイ出場を決めましたので、三重県で開催されるインターハイには、父母会広報の一員としても応援に駆け付ける予定です。
さて、今年も司法書士試験の受験者数が発表になりました。
受験者は年々減少していますが、今年もさらに減少しています。
この減少は、司法試験制度の煽りで弁護士の過当競争の影響を受けていることもありますし、SNSを通して司法書士の現状が判明する今となっては、魅力的な部分が、世間一般に上手く伝わらないため、受験に費やす年月や費用と合格後の当面の収入等を考慮して敬遠されていることも要因となっているようです。
私としては、司法書士は人の悩みの解消を手助けし、人の幸せをサポートする仕事をしているとして誇りを持っています。
とくに報酬を含めて弁護士では応えられない少額な訴訟やあきらめがちな案件にも対応していける仕事があることが、司法書士の存在意義を物語っているとも受け止めています。
金にものを言わせる悪者の味方につくことより、正直者で損をしている人の味方になる仕事をしていることが多いのも司法書士の魅力です。
勉強を続けている受験生の方は、今、受験を続ける原動力となっている心に描く仕事は、かならず現場にあること、そしていつか自分を心から必要としてくれる人にきっと会えることができるのも司法書士の魅力なので、受験者数減少には決して負けないでください。
最近、全国法律関連労組連絡協議会から、司法書士事務所で働く労働者の労働条件改善のための要請書が「日本司法書士会連合会(日司連)」に届き、それを受けて各司法書士会に労働者の労働条件、労働環境の改善を求める文書が届きました。
ブラック事務所と呼ばれないために、どんなことに気をつけるべきか。
現在、私は神奈川県司法書士会の労働問題ワーキングチームのリーダーをしていることもあり、今年度の司法書士会員向けの労働問題ワーキングチーム主催の研修として、事務所で働く労働者(司法書士を含む)向けの労働条件、環境についての研修を行う方向にしました。
日頃は、他の企業で働く労働者のパワハラ、パワハラによるうつ病での退職強要、セクハラ、不当解雇、賃金未払いなどを取り扱っていますが、司法書士事務所で働く労働者の方の待遇は、伝聞によれば褒められたものではないようです。
「先ず魁より始めよ」です。
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