先週は、私のコーヒー好きを知ってか、バリ島でのお土産として、世界一と言われる「ジャコウネココーヒー」をいただきました。
もともと、コーヒーは、ヤギが食べた木の実でハイになって踊っているのを見つけ、悪魔の実だといって焼き捨てたはずなのに、その焼いたときの香りがあまりに香ばしいことから、人間が飲むようになったとのことです。
しかし、このジャコウネココーヒーは、ちょっと違います。
美味しいコーヒーの実がいつも無くなっている原因を突き止めたら、ジャコウネコが食べていて、そのネコのフンにコーヒーの実が固まっていたことをみつけたのが端緒のようです。
ジャコウネコは、美味しい豆だけを選り好んでたべることや、腸内の酵素や細菌による発酵のおかげで、世界一美味しいといわれているようです。
コーヒーとは、実に不思議な飲み物だと、関心しています。
ここ最近、司法書士として東京高等裁判所へ出向く機会が増えています。
というのも、後見人として被後見人の訴訟代理人資格があるため、高裁案件でも訴訟に携われるからです。
もともとは横浜地裁案件が控訴されて、東京高裁に係属しているためですが、7月だけで3回出頭しました。
裁判所の入口には、警備員と荷物検査機が待ち構えているのですが、私は「一般」の方ではなく、「職員 弁護士 検察庁職員」という標識のある入り口から入り、最初は質問されることや荷物チェックを受けることも覚悟して、恥ずかしながら司法書士の会員証を提示して、「通してもらえますか?」と暗黙に聞く形で警備員の反応を伺っていたのですが、何の問題もなく無事に通してくれました。
それ以降は、堂々と司法書士の会員証を提示して通過していますので、違和感を感じながらも司法書士でも高等裁判所への出入りは問題ないと受け止めています。その後は、私も何ら臆することなく高等裁判所へ出向いている次第です。
東京高裁といえば、話題となっている岡口基一裁判官が在籍していますが、今回の担当裁判官ではなかったです。
意外なことに私のクラス出身司法書士の仲の良い友人という方が、同じ訴訟の代理人弁護士として関わっていました。
本当に不思議なものです。
第1回口頭弁論では、3人の裁判官がお目見えし、いきなり判決期日が告げられました。
おそらく、第一審判決がそのまま維持されるからでしょう。
その後、和解勧告があり、その判決言い渡し期日までに、和解期日が何度も開催されているため、出頭する機会が増えているのです。
和解期日では担当裁判官は一人となり、その和解の待合室で代理人弁護士と話す機会が増え、その弁護士が私が伊藤塾で講師をしていたことを知っていたことから、その弁護士の友人の司法書士の話が出た次第です。
司法書士としては、なかなか経験できない高等裁判所での訴訟機会に恵まれ、経験値をあげることだけでなく、後見人としての業務の責任を感じている次第です。
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