このコロナ禍の中、朝起きたとき、今日も発熱が無くて良かったと、思わず安堵感に浸ってしまう今日この頃です。
昨年の今日8月1日は、息子が所属する高校サッカー部が悲願のインターハイ初全国制覇(同じ日の午前中に、娘の母校のサッカー部もインターハイ初全国制覇)を果たし、しかも沖縄に1週間滞在でき、我が家にとっては忘れられない記念すべき1日となったのを思い起こしています。
早いものであれから1年です。
さて、このコロナ禍のなかでの後見申立のケースを紹介します。
緊急事態宣言下の最中(令和2年5月)に、病院のMSW(医療ソーシャルワーカー)から、後見依頼が「リーガルサポートかながわ」にありました。
後見対象者(以下「本人」という。)は、海外で一人旅行中にホテルで倒れ、飛行機で横浜の病院に移送され入院中の方でした。
本人はすでに要介護5、胃婁、おむつ常用、ミトン(医療用手袋)をしている状態。
その本人には、いわゆる推定相続人が一人もおらず、従兄弟がいるという状況のもと、その従兄弟とは今までも音信不通ということもあり、後見人にはなりたくないということで、後見人候補者に私があがり、引き受けることになりました。
その後、本人は結核で感染症対応病院に一時転院、無事にその治療も終わり、ようやく私との面談が許されました。
その従兄弟(4親等内の親族として申立人になってもらうため)と、病院のMSW2名、本人の友人の立ち合いのもと5名で面談を行い、本人の後見の意思確認もでき、後見申立に至りました。
このコロナ禍の中では幸いなことに、家裁での調査官との長時間の面談も不要となり、申立書類を家裁に郵送後、速やかに審判開始へと手続きを進めてもらうことができた次第です。
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