この週末、ドライブをかねて、久しぶりに箱根の芦ノ湖畔へ出かけました。
海賊船の乗船場近くにある、シャレたお店でランチをとりました(下の写真、雨がちらつき、天候はいまいちでした)。
ちょうど、8年前、講師業から舵を切る決意をした夏に家族皆で訪れた箱根でした。
その当時は、果たしてこの決断が正解となるか、それとも家族全員を路頭に迷わす難破船となってしまうのか、不安のなかでの訪問だったのですが、今回は、おかげさまで家族に「やっぱあそこでの舵切りは正解だったね。」と言ってもらえ、それを実感しながらの箱根までのドライブとなりました。
これからも、「どれだけ多くの人に感謝される仕事をしたか。どれだけ多くの人の心に染み渡る仕事をしたか。そして面倒で嫌な仕事にどれだけ丁寧に向き合ったか。」を目標に、日々の業務に取り組んでいくことを胸に刻みました。
そもそも、講師業から現場への舵を切ったのは、事務所を大きくしよう、とか、もっと稼ぎたいなどとは考えてはおらず、今までこの資格の受験指導のおかげで生活ができた分、自分自身が現場でこの資格の魅力をもっと実感したい、さらにはこの資格を人の役に立たせたいと強く思ったからでした。日々の業務でそれを実感することができるこの資格には、ただただ感謝するばかりです。
さて、タイトルにした事務所スタッフの件です。
昨年の私のクラス出身合格者が弊所に合格の挨拶に来てくれた際、その合格者が就職先となる事務所では、司法書士としてではなく、補助者として採用されたということでした。
その採用は、本人も不本意で、半ばあきらめ、納得した形ではないということだったので、その場で、私の知り合いの事務所に求人を尋ねたところ、幸いにも求人枠があり、司法書士としての採用が決まりました。
そして、つい最近、弊所に補助者の募集がないか、問い合わせがありました。
突然の電話で、補助者の採用枠がないかという内容でしたが、聞けば、私の伊藤塾のクラスで勉強していたという方でした。
弊所では、せいぜいアルバイトでの採用しかできない、それだと、たいした給与が払えないことを伝え、本人の望むガッツリ働ける事務所を紹介したところ、こちらも、幸いにも採用が決まった次第です。
10年近く東京の事務所に1時間半程度かけて通っていた方でしたが、その採用された事務所への通勤時間も30分以内となり、労働環境も改善され、私もホッとしています。
仮にその事務所での面談が上手くいかなかった場合でも、その方の近くの知り合いの事務所へ求人の確認をとる予定でしたが、それも不要となりました。
本人の望む事務所へ紹介ができるのも、私自身がこの資格の魅力を実感しているからだと素直に思え、この業界で働くことに幸せを感じてもらいたいと思っているからだと受け止めています。
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