Mahalo e Princess Ka'iulani | ハワイアナ

ハワイアナ

ハワイ在住

人間の体って繊細に出来ているんですねえ。

 

いやはや…改めて思い知らされました。

ハワイをこよなく愛する木梨ノリさん風に言うなら

ニョーケツが出てしまいびっくりです。

 

こんな私でも知らないうちにストレスが溜まっていたのか何なのか。

体が危険信号を発してるということで

大事をとり病院に行くことにしました。

 

とはいえハワイ時間で水曜日の昨日

私の掛りつけ医の診療は午前中で終わるので

予約を取ろうにも難しい。

 

そう!こんな時に心強い診療クリニックが

ワイキキにあるじゃないか、ということで

痛むお腹を抱えながらバスに飛び乗りました。

 

ウチの近所ルートを通る14番バスは

すごく古い車体かスーパー新しい車体かのどちらかで

新しいバスはシートもフカフカで乗り心地抜群なのに

古い方はというと…

コンクリートのようにガチガチに硬いプラスチック製なのです。

 

祈るような思いで乗ったバスは

こんな時に限って旧式バスでした。

全体的にクッション性に欠けるこのバスは

ハワイ道路名物のポットホールにハマると

スピードによっては乗客一斉に跳ね上がります。

もう漫画みたい。

 

涙目になりながら乗ること15分。

更にカパフル通りでワイキキ経由に乗り換え目的地まで5分。

クヒオーカイウラニ通りとの交差点でバスを降り

前傾姿勢で駆け込んだのは

 

 

プリンセスカイウラニホテル内のクリニック

Doctors of Waikikiです。

 

掛りつけ医に診てもらえない等の緊急時は

いつもならワイキキシェラトンのDoctors on callに行くのですが

今回はバス停から最短距離にあるこちらのクリニックを初受診。

 

チェックインから診察まで30分ほどで診療が終わり

待ち時間ほとんどゼロで助かりました。

しかも全編日本語で対応していただけました。

弱ってる時の母国語は特に助かるサービスですね。

 

家を出る前に服用した痛み止めが効いてきて

診察中にはだいぶ体が楽になり

ちょっと周りを見渡す心の余裕も出てきました。

 

カラーカウア王の妹プリンセスリケリケの一人娘だった

プリンセスカイウラニ。

リリウオラニ女王の後継者でもありましたが

若くして亡くなられました。

最後の最期までハワイ王国復権を目指して権力と闘った

行動力と勇気のお姫様です。

 

このホテルが建つ辺りから

ビーチフロントのモアナサーフライダーにかけての土地は

プリンセスカイウラニの住まい'Āinahauがあった場所でした。

 

それは歌に歌われるほど美しい邸宅だったそうで

プリンセスカイウラニホテルの建物にも

どことなくその面影が感じられます。

 

クリニックを出た廊下沿いに見る

プリンセスカイウラニのお写真達。

その写真のお顔を見上げながら

この便利な場所に日本語が通じるクリニックが存るも

貴女の慈愛の成せる技!

と言う気持ちでいっぱいになりました。

 

ハワイ王族はいつだって市民の味方です。

 

さて、その歴史の一端に触れられる

イオラニ宮殿のツアーが

今日から再々スタートしますね。

木曜日は英語ガイドツアー

金曜日と土曜日はオーディオツアー催行ということで

長い永いシャットダウン後

また以前同様のオペレーションに戻れる日を目指して一歩一歩の毎日です。

 

そのお手伝いが出来るよう

私も体調管理に努めます…。

 

chikar

 

 

 

 


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